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無職のアラフォー女がエステで9万円買い物した話…3

タイトルに偽りあり。実際は130万円くらいです。

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ケアを受けた後、ぼさぼさの眉毛を笑われながらメイクをしてもらう。
自分では何とも思っていないけれど、一重まぶたの私を「うちの化粧品を使うと、二重になるよ」とおすすめされる。

新担当さんが今日つかった基礎化粧品ラインでそろえて4万円と、5万円の健康器具をずらっと並べて見せる。良さをこんこんと説明され、二重になるよ。運命が変わる、人生が変わる、性格が変わると説かれる。あのスタッフの子もこの商品買って、なんだか性格変わったもんねえ。(努力などを無視して、商品を買ったことで変わったと言えるのすごいな)

お世話になっていた方のお姉さんも「〇ちゃんはいつも転がってるチャンスを拾わないよね、ぎゃはは」みたいになっている。
この時点で2時間経過していた。もうおなかがすいて帰りたい。私の眼も座ってきているのがわかる。

商品を勧められ、「お金ないので…」といっている私に対して、新しい担当さんは「とかいって、ほんとはあるんでしょ!?」旧知のお姉さんはそっぽを向いている。

ああ、もういいや…そう思って私は死んだ目でカードを切ったのだった。ぜったい崩しちゃいけないと思っていた定期くずせばいいや…うんこ…

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あれ、これはクロージングでよくあるパターン…と思ったのは
商品のよさを長時間こんこんと説く・コンプレックスを刺激する
⇒すっと引く・つきはなす
⇒おもしろいくらいに買うよ

のパターンだったことだ。
すっと引く・突き放すの部分をうまくやることで、購入者のすがる気持ち、あれ?さっきまではあんなに一生懸命…という気持ち、私がばかなのかも?押し付けではないという気持ちを引き出して「わかりました」という言葉を引き出しやすいのだ。

って習ったのにまんまと買いました

実際決済をしたのは自分だし、怒りの矛先は自分。
うそです。一番お世話になっているといっていた担当のおねえさんに向いていた。いいトス材料だったわけだ。。新店舗の売り上げ目標もあるでしょうしね。

いまのところ一番大きな買い物以外は手元に商品が来ている。とりあえずは、詐欺ではないんだよねえ。
ただ、無職のMINDボロボロの死にかけ人間に希望を持たせるようなことを言って、結局はチキンレースの笑いの材料にされていたんだなーと。

単純に人のことをいい人と思ってついてくと大変なかもにされるよ、という話でした。商売でつながった人は、友達ではなかったね。

賢いみなさんは、きっと大丈夫ですよね。

あれ、店員さん悪くなくない?と思いつつ
とりあえず完。

後程別エピソード書きます。

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