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君の唇から 細くのぼる白糸のような煙が 凍てついた冬の空気に溶ける やめたら? 体に悪いよ と、あの日見たナイトショーより 意味のない言葉も 冬の空に染み込んだ 本当は ただ ただ 視界に映していたかった 紫煙と共に世界に溶けた君を 想う そんな冬の空
ようやく 来てくれたと思ったのに もう 行ってしまった? 僕はひとりで 動けないままなのに ズルいな いつか この世界が 緑に萌える日 そんな日が 来るかどうかはわからないけれど 僕もそっちへ 行ってもいいですか?