私はまだ明けない夜にいた
暗く伸びる道に立って
ただ足元を見つめる

ふと音にもならない
匂いもない
味もない
感触もない
目には見えない

なにかに呼ばれる

顔を上げると
夜と朝の境界線

朝はそこにいた
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