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楽しい入院生活partⅡ

以前、「楽しい入院生活」とゆう、精神病院に入院していた時の話を書いたら、多くの方に見てもらうことが叶ったので、また書きます。

入院中に作業療法とゆうのがあって、そこで音楽と関わるプログラムがある。すなわち、作業療法士さんが持ってきてくれたCDを鑑賞したり、ピアノ講師さんのピアノに合わせて合唱したり、カラオケで歌ったりするのだが、この俺…のセンスと他の患者さんのセンスが多少違っていたりする。俺は、CDを物色し、Daft Punkの「One More Time」をかけるのだが、他の人は、平井堅の「愛しき日々よ」やら、マライアキャリーをかけたりするので、「平井堅やマライアキャリーは音楽なのか?」と思い悩み、アタマの中にいる人(りこぴん。一応、師匠にて彼女とゆう認識。病気だからね)と夜通し議論し、平井堅は音楽なのかも知れない、とゆう認識に至った!

その後、ピアノの合唱のリクエスト曲を書いた冊子にて平井堅おっと堅サマの「瞳を閉じて」なる楽曲を眼にし、早速、注文。
土岐麻子のような整った顔立ちのピアノ講師が、合唱のあと、この曲は、「世界の中心で愛を叫ぶ(以下、セカチューと略)」とゆう映画の主題歌で、などとコメントをされ、りこぴん(すなわち俺)が、それを俺(すなわち俺)になんで教えちゃうんだ、とその場で悶絶!

病院で、「セカチュー」の映画は観れないが、小説は買おう、と思ったが、入院前、繰り返し観ていた、この映画の予告編を思い出し、森山未來が、「ロミオ参上!」と言っていたこともあり、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット(以下ロミジュリと略)」も気になった。お見舞いに来てくれた大学時代の女友達に、どっちがいいかな?、と聞くと、「セカチュー」はだんだん仲良くなるけど、「ロミジュリ」は一目惚れだよね、どっちも死んじゃうけど、とのことだったが、二冊とも購入!

とにかく、ろくに考えもせず、病室に大量の本を置いていたが、父親に来てもらって、本を減らし、「セカチュー」のみにした。主治医をぶん殴って、大部屋から個室に移った時に、ぼくが縛られていたので、看護師さんが、荷物を移してくださり、「セカチュー」を見て、あの感動のラブストーリー!と賜った。

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