46万回のありがとう #26 ありがとうセンサー壊れてませんか?
これはワタシが46万回のありがとうを言うまでの過程で起きた奇跡の記録。
26日目、ありがとうカウンターは80,000回を超えた。
コレを書いている今、外からはしっとりとした雨音が聞こえる。
80,000回を超え、変わってきたこととしてすぐ浮かぶのは2つ。
1つ目。
ありがとうって思うことは日々そこらじゅうに転がっているということ。ありがとうを言い出すとありがとうセンサーが敏感になる。
昔、トレジャーハンティングというアクティビティを近所のアスレチック施設がやっていた。金属探知機を使って森の中を歩き回り、地中に埋まっているコインを集めるやつ。
金属探知機がないとお話にもならないアクティビティだが、ありがとうセンサーはまさにこの金属探知機。
忙しい現代はそもそもみんなこのセンサーが壊れていたり、無くしてしまってる人が多い。だからまず、このセンサーをもう一度手に取って、金属探知機を持ってコインを探すように、ありがとうを見つける努力から始めなければならない。
そうやってありがとうを集めていく。
そして、「やや!こんなにもあるではないか!」と気づくと見える世界が変わってくる。
2つ目。
人を羨ましいと思わなくなったこと。それどころか、「良かった良かった」と拍手してる自分がいる。そして素直に「すごいね!」と認めたり褒めたりしている。プライドから生まれたと言っても過言でも戯言でもなかったこのワタシが。
しかし、この現象がどうして起こるのか、ありがとうとの因果関係がわからない。
ワタシは冷めた紅茶をすすりながら、しばし携帯を打つ手を止めて、天井を見上げる。
••••••••。
あ、電気。照らしてくれてありがとう。
あ、天井。家があって良かった。ありがとう。
あ、隣りの子がバタバタしてる。子どもが元気でいられる平和の世の中、ありがとう。
おそらく、ありがとうを言い続けていると、今の自分の環境や状態が既に素晴らしいんだと思えるからなのかもしれない。
ネガティブな感情や言葉を言ったり使ったりしなくなったのも関係しているのだろう。
つまり、幸福だといふこと。
冷たい紅茶のおかげで頭が冴えた。
人生に無駄はない。
46万回のありがとうまで38万回をきった。
読んでくださった方、スキをくれる皆様にもありがとう。
ありがとうは言われた側にも徳が積まれていくそうです。
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