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環境課の職員さんが恵那市の第二次総合計画とSDGsの対応を確認してくださいました。こんなに、対応している項目があるそうです!

ぜひ詳細を確認して、「恵那市はSDGsに向けて取り組みを進めています!みんなで取り組みましょう!」とPRしてほしいと思います。

そして、右上の3つが入っていないということだったんですね。クリーンエネルギーと、気候変動への具体的対応と、パートナーシップ。

ところが、恵那市の第二次総合計画に付随する「えなの森林づくり実施計画」これを見ると、先ほどの3つの目標もちゃんと入っているんですね!

しかも、11項目も。環境基本計画はまだチェックできていないのですが、おそらくかなり該当すると思います。

詳しく見てみましょう。

「えなの森林づくり実施計画」の基本理念。「えなの森林、活かして守って次世代へ~市民の力で持続可能な地域循環型の森林づくり~」

もう、そのものですよね。「未来の枠組み」のところで6つの目標が該当します。

さらに内容に入っていくと、「えなの森林を活用する」という分野では5つの目標。クリーンエネルギーやZEH住宅などもまさにここです。

「えなの森林を守る」の分やで4つ。ここはまさに恵那市内の人工林を適切に整備して、CO2吸収源として機能できる森林にしていくという気候変動への直接的な対策になります。

そして「えなの森林を支える力」ここが人材育成やパートナーシップという部分になります。

この計画だけでも、恵那市はSDGsについてしっかり具体的な対策を提示し、計画的に取り組んでいるということができるわけです。

ぜひ、広く知ってもらい、成果を確認しながら着実に実施していきたいですね。

次に②パートナーシップの促進ということですが、3年前「えなの森林づくり交流会」というのを開催した際に、市内から20の団体や企業さんが参加し、それぞれ活発に活動していることが分かりました。

こんなに多くの方々が、「森林づくり」という分野で頑張っている。ぜひ力を合わせていきたいですよね。

そして、こちらの恵那市環境対策協議会さんでも、恵那市内の企業さん、地域自治区さんほとんどが参加していらっしゃる。

力を合わせパートナーシップを促進していけば、大きなことが実現できるのではないでしょうか。

そして、③エンパワメントですが、これは私にとってとても印象的なエピソードがあるんです。

恵那市の中で、どの地域も空き家や人口減少が課題になっているわけですが、すでに空き家がなく移住希望者さんが順番待ちになっている地域があるのはご存じでしょうか?

そう、串原地域自治区です。

「空き家リフォーム塾」などを通じて、移住促進に貢献されてきたNPO法人奥矢作森林塾の大島光利さんのところへ、高校生を見学に連れて行ったことがあるんです。

その時、活動現場を案内してくださった大島さんが、リフォーム中の郷土資料館で高校生の子たちに言ったんです。

「この郷土館を、カフェか何か、色んな人が来られる場所にしたいと思っとるんだけど、何かいいアイディアはないかな?思いついたことがあったら、ぜひ何でも教えてほしい!アドバイスしてほしい!」

はじめて会った高校生たちにも、こうしてアイディアを求める姿勢。次世代に意見を求め、その意見を実現しようとする姿勢。

これこそが、串原に新しい人たちがやってくるエンパワメントの在り方なんじゃないのかなと、その時すごく思いました。

そして、実現に向けて、実際に若い人や外から来た人に関わってもらう。これこそが次世代育成そのものだと感じました。

最期に④です。12年間、ほぼボランティアで活動してきた私ですが、若い人たちや現役で子育てをしている若い人たちに、私は私と同じようにしましょうとはとても言えません。

やっぱり、ここに集まっていらっしゃる「経営」に長けている皆さんの知恵や経験を提供していただいて、何らかの収益が生まれる事業として計画・実行していくこと。

これもまた次世代の確保と育成に欠かせません。ぜひ皆さんのお力をお貸しいただきたいです。

長くなってしまいましたが、11年後も、そして50年後も、この恵那で地域のみんなで一緒に幸せに生きていきましょう!

ぜひ、SDGsの達成に向けて、一つでも多くのチャレンジのパートナーシップを組んでいただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします!ありがとうございました!!

えな山里楽耕&Tellus Ludensの活動を通じて、心豊かな未来をつくるYUMIKOの活動を応援いただければ幸いです。