見出し画像

狂ったことを「狂ってない」と言い張る人間。

無から、
正解と不正解を生み出せる
唯一の生物
人間。

前頭葉の発達により
想像し
創造することができるようになった。

我々は
本来存在しなかったルールを生み出し
正解にして安心する。

食糧が不安定だった時代に
いつ天敵に襲われるかわからなかった時代に
仮初めの正解で不安をしのいだように。

「虚構でいいから」
「仮初めの正解を」
「ひと時の安心を」

その感覚がまだ残っているから
狂ったことを正解にして
その正解の定義が
別の狂った正解をつくっていく。

そうして、
狂った世界が生み出された。

全部おかしいんだ。

おかしいから、
私はもう、これ以上関与するのはやめよう
私だけで生きよう
としたって…

やっぱり脳の一番内側の
爬虫類の部分が
私が孤独になるのを妨げる。

「虚構でいいから」
「仮初めの仲間を」
「ひと時の安心を」

・・・

狂った世界に引きずり込まれて
狂わないために
もう
ひとりで生きたいのに。

狂わないために、
今日も狂っているみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?