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2021年4月(10冊ログ)

#死なないように稼ぐ #堀江貴文 #Instagram #インスタ攻略本   #D2C #リノベーション #ちきりん #オレンジレッスン #いなくなれ群青 #国語辞典 #竹取物語 #源氏物語  

毎月10冊本を読んでいます。あなたの知識のお役に立てる本・情報があればうれしいです。

今月一番良かったと感じた本

本当にわかりやすい文章ですぐ読める堀江貴文さんの新刊。今回は、地方のパン屋をプロデュースする理由・「WAGYUMAFIA」のSNS戦略を知ることができる。どんな仮説でどんな行動を選択しているが書かれている。成功確度の高い選択ももちろん成功要因だけど、意味ある行動を意味あるものにする行動力がやっぱりすごい。

「人生がうまくいくかどうか」は結局だれでも「頑張ればできることをちゃんと継続する」しかない。遅延せずに継続するしかない。打席に立つ回数。圧倒的な努力。(抜粋)この言葉がグサグサ来る。毎度本当にグサグサ来る。

努力を忘れるな、何も特別なことはない。ただやるべきことを決め、淡々と実行するだけだ。(抜粋)本当にいつも勇気をもらう。あーだこーだ頭で考えている時に、そこじゃなくてもう一回足元ちゃんとしようって思える。

それから、今回も女性の労働環境が良くなることに考えを持って提示されている。「結婚出産のタイミングで諦めなくていい」という一文を見るだけで毎回そのメッセージに手を合わせている。影響力のある時代を作っている男性が女性が働き続けることに価値を感じる発信をしてくれることが嬉しい。

さらに、効率化できることをしっかりやっている人が生き残るし、強くなる。「コンビニでやれるか?コンビニがやってくるか?」そのポイントで判断していく目線も取り入れていきたい。


話題の本 (D2Cの教科書)

この本で書かれている、D2Cとは、体験、コト売り、LTV重視と言われており、そこが昭和・平成通販と違うと書かれていたが、私はそこじゃない気がした。オフライン通販でも体験・コト売り・LTVは重視されている。違うのは、それが仕組化されているか否か。それによって消費者にブランドメッセージの伝わり方が違うのかもしれない。

この本を読んで私の「D2C」の理解はこんな感じ。

・ブランドと消費者が近いこと

・共感から参加型まで引き込めること

・関係性のフラットさを徹底したドブ板営業であること

・広告費(=広告代理店経由)という概念からかけ離れたところで直接PRできるプラットフォーム(SNS)が存在したこと

・その場所に気軽に出ていけるポテンシャルのある人間が明るみに出た

さらにD2Cの存在は「学生インターン」という仕組みを加速させている。採用基準の変化、起業家を輩出するモデルとしての社会貢献、娘もこの流れで就職するだろう。

結局人間は、人間が好きなのかもしれない。まずは人のファンになり、その人が語ること、作ったものを好きになる。自分と似た人が集まるその場所を好きになる。その「コミュニティを作る」ことにもしっかりコミットできる起業家が生きるビジネスモデルだと思う。

Instagramの本(2冊)

企業のInstagramチームの部署は確実に読むべしの教科書。ビジネスでInstagramを使うようになって日も浅く、ベンチマークをしながら流行りの投函に追従していくことを繰り返していくだけだと、担当者も疲労してしまうので

一旦この本を読んで、「できていること・できていないこと・やることを絞る」ことをしてみると良いかも

あとは、なんとなくInstagram個人アカウントやってるけどもう少し面白くできないかな~と思っている人にもおすすめ。ブレずに意思を持って自分でやり続けれる人は多くないと思うので。


内容が濃くて、正直ものすごくビックリした!販売力のあるカリスマ店員って本当にすごい営業力なんだな!恐るべし・・Instagramの機能を販売ツール化しているその流れを一挙公開な本だった。

コンバージョンにつながるInstagramの運用をここまで徹底してできるって本当にすごい、尊敬しかない。そしてこんな販売員が存在してくれたら企業としてどれだけありがたいか・・と思った。

公式ブランドは、消費者から遠い。そこを「人間」でつなげてくれるのが販売員。そんな覚悟で私自身が働いていた日のことを思い出させてもらった気がします。

写真撮影のテクニックはすごく勉強になりました。文字入れアプリとか、細かいところも知れて、「あれって最近よく見るけどどうやってやっているんだろう?」というのがわかって役立ちました。

リノベーションの本(ちきりん著)

突如私の目の前に起こった「親の家問題」のために、急いでちきりんさんの本を手に取った。

とりあえず何から考えたらいいかすら、何もわからないので読んでみたらなんとかなるかも!と本の事前知識もなく読んだ。

以下のポイントでまずは助かった。

・リフォームとリノベーションの違いは何かを知る

・予算提示、概要、スケジュール感、工程管理の理解

・業者にはどんな種類と得意分野があるのか?さらに選定のパターン例でイメージが沸いた

・助成金の情報(私が検索して理解した情報じゃ弱かった実態)

そしてその結果、「これ、私が対応できる!」と思ってとても安心した。共同プロジェクトで仕事をするのと同じだった。

ちきりんさんだからこその進め方だったから、この理解ができて意欲が沸いた。

成功小説(オレンジレッスン:犬飼ターボ)

最初に「がまんくっつきテスト」があって、私は「スーパーがまんの人」だった。

終始、主人公クミが抱える不安とイライラが自分の完全な投影で読むのがすごく苦しかった。

前に進もうとするたびに感じる壁は、自分の嫌な面が全面に出てきてる状態だってことが手に取るようにわかった。

そのポイントで解放していく考え方、ワークを知ることができる。


小説(いなくなれ、群青)

信念を持っている女性がテーマになっている小説は好きで、この本を手に取ってみた。

探し物が見つかるとこの島を出ることができる「階段島」の青春物語。

すんなり頭の中に入ってくる描写とは言えないけど引き込まれた。情景や設定は不思議がいっぱい、でも、学生たちのセリフがとても大人びている名言の連続。この不思議を解き明かしたい、どう終わるのか知りたいという気持ちで最後まで一気に読み進めた。

そして、過去を切り捨てる癖がある私は、「過去に戻って拾ってこないといけないものがあったかもしれない・・」と昔の記憶をたどることになった。

まっすぐな意思をもって、ブレない青春物語は心が洗われる。


小学生の図書(国語辞典・竹取物語・源氏物語)

小学生の娘と話していて、言葉の定義があいまいだと気づき、国語辞典を買った。自分が子どもの頃に使っていた国語辞典とは違って、現代版だった!

可愛さもあったけど、理解しておけばいいポイントがシンプルで、言葉がおもしろく簡単に思えた。言葉をずっと読むだけで楽しい。私の方がハマっている。


わかりやすい起承転結がある昔話を!と思って買ってみたけど、想像以上に姫感が強くて・・思ったのと違った。ベース知識があればいいけど、フォーカスするポイントを変えると新しい話かなと思った。でもそうしないともう興味持ってもらえないからかも?文学の試行錯誤という印象。

おわり。

また来月もよろしくお願いします。

喜びます、ありがとうございます。