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秋の風物詩

「あれ、リップどこやったっけ?」

これが私の秋の風物詩である。秋の風物詩といえば果物、魚、景色と出てくると思ったら大間違い。

まぁそんなの私だけかもしれないけれども。リップがすぐにどっかに行ってしまうのである。どっかにやってしまったのではない、どっかに行ってしまうのだ。細めの円柱構造だから、立てるのだってちょっと緊張するし、横に置いたらクルクルどっかに行ってしまう。バックやポーチ、ポケットの中に入れたとしても主張が弱いサイズ感で、これまた探すワンセッションは必ずあるのだ。

リップを常に塗ろうキャンペーンが始まったのは、あるエッセイストさんの美容研究note(有料版)を読んでから。そこには、『とにかくリップをあちらこちらに置いて一瞬も乾かさないこと!(要約解釈)』と書いてあり、それにならうことをスタートさせた。もう3年前くらいかな。

しかし、夏は少しサボりがちになってしまって、これから秋冬春にはリップを常に塗ろうキャンペーンが始まる。そして開始と同時に「あれ?リップどこやったっけ?」キャンペーンも開催されてしまう。

本来は洗面台、キッチン、デスク、リビングなど自分が長くいるところにリップを置いておくというのが理想。でもそれはなかなかどうして、ハードルがある。安定しないリップの定位置は決まらないから、各場所で「あれ?リップどこいった?」が発動するだけなのである。キッチンの棚の下や、デスクの裏側、リビングのソファ下を探すことになってやめた。

だからと言ってポーチの中に入れたものをいちいち取り出すのも面倒くさい。外出時はポケットに持ちあるくようにして、部屋着のポケットに移動させたとしても、それぞれの場所でどのウエアのどこのポケットに入れたかも忘れて、いつからリップがないのかすら忘れて、時に洗濯してしまったりする。でもなかなか洗濯時の実被害は少ない。容器の強さからか、全員無事である、ゆえにまた気がゆるむ。

まぁ特に取り止めのないことをタラタラ言う回にお付き合いいただきありがとうございました。ちなみに、1度に保持できるリップは3本までです。というルールを私が私に作っている。そのうち、絶対出てくるんだもん。それは自分を信頼している。「この家のどこかにある!!」とだれも聞いてないのに声高らかに叫んだりする。

自慢じゃないけど、家の中もデスクの上もバックやポーチの中だっていつも整理整頓されているのだよ。わかりやすい自慢。いや、几帳面ではなく、ごちゃごちゃするほどモノがない。

なのに、なのに、なぜリップはなくなるの?

ちなみに、メンソレータム メルティクリームリップ(ミルクバニラ)が最高です。

メンソレータム ウォーターリップ(色つきタイプ)は、中学生の頃から愛用している。ホッカイロと同じポケットに入れると溶ける、というのをデフォでやってたあの頃。学習能力が底辺でした。

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