本記事ではフリーランスに必要な初期費用とランニングコスト、費用を抑える節約術について解説しています。フリーランスとして独立する前に初期費用やランニングコストをしっかりと把握しておきましょう。

月々の費用を抑える節約術も紹介するので、これからフリーランスになる方やフリーランスとして活躍している方はぜひ参考にしてみてください。

フリーランスを始めるための初期投資

フリーランスを始めるためには、様々な初期費用がかかります。

まず1つ目は「必要な機材やソフトの購入」。フリーランスとして活動するためには、ほぼ全ての職種でパソコンや会計ソフトが必要です。パソコンは約10万円〜20万円、会計ソフトは月額1,000円～4,500円程度。パソコンのスペックや会計ソフトの種類によって費用は異なるので、自分に合うものを見極めましょう。

2つ目は「事務所や作業スペースの確保」。自宅で作業をする方は、仕事が快適にできるような机や椅子を用意しましょう。ちなみにゲーミングチェアの相場は約2万円〜。椅子や机にそこまでこだわらないのであれば、もっと安く済ませることも可能です。

3つ目は「資格取得のための出費」。フリーランスとして独立する前に自分のスキルを高めておくと、仕事を獲得しやすくなります。自分の職種に関連する資格を取得することも検討してみてください。

フリーランスになるために最低限必要なもの
・パソコン
・会計ソフト
・机や椅子
・ネット通信代
・名刺など

ランニングコストを把握しよう

フリーランスとして活動するなら、月々のランニングコスト（維持費用）を事前に把握しておくことが重要。ランニングコストは職種や状況に応じて内訳が異なりますが、ここからは大きく3つに分けて紹介します。

1つ目は「ソフトウェアの更新・保守」。パソコンで仕事をする方は定期的にアップデートを行ない、最新の状態にしておくのが大切。アップデートを行うことで、不正アクセスやサイバー攻撃から保護することができます。ソフトウェアの更新は無料と有料があるので確認しておきましょう。

2つ目は「通信費や交通費などの経費」。仕事でパソコンやスマートフォンなどを使う方は、WiFi通信料や携帯電話料金などの通信料がかかります。またカフェやオフィスなどで頻繁に打ち合わせをする方は、交通費もある程度かかるでしょう。

3つ目は「ビジネスに関する税金や保険料」。フリーランスは支払うべき税金がたくさんあります。何に対して税金がかかるのかを理解しておかないと、資金が足りなくなることもあるので要注意。開業前に税金や保険料に関する知識を深めておきましょう。

費用を抑えるための節約術

月々の費用を抑えるためには、まず水光熱費・通信費・家賃などの固定費を見直しましょう。固定費は毎月かかるお金なので、見直すことで節約に繋がります。

フリーランスとして独立する前に、契約している電力会社や通信プランなどを見直しておくのがおすすめです。またそれに合わせて、事業で支払う経費や生活費の支払い方法も見直しましょう。

コンビニ払いや口座振替だと手数料がかかりますが、クレジットカード払いにすると手数料がかからなかったり、ポイントがついたりなどのメリットがあります。

国民健康保険や年金を一括支払いすると安く済むケースもあるので、1〜2年分をまとめて支払うのもいいでしょう。市町村や年度によって異なりますが、1～2年分を一括払いすると2～3万円ほど安くなることもあります。ぜひ検討してみてください。

まとめ

本記事ではフリーランスに必要な初期費用とランニングコスト、費用を抑える節約術について解説しました。

フリーランスになる際の初期投資は、パソコンや会計ソフト、机・椅子、ネット通信代、資格取得などが挙げられます。また月々には「ソフトウェアの更新」や「通信費と交通費」などにお金がかかるので、ランニングコストをしっかり把握しておきましょう。

ぜひこの記事を参考にして、フリーランスの初期費用やランニングコストについての知識を深めてみてください。