元港区ITベンチャー社長がダナンに住んだ時の出費シミュレーション【ダナン移住検討:生活費編】
どうも、ポメ兄@ビーチノマド実証研究家です。
2022年の年末からダナン移住を検討し始めて早(はや)半年。
視察3回を経て、ようやく2023年7月1日よりダナン生活がスタートしました!
厳密には、移住ではなく東南アジアと日本を転々とするライフスタイルになりそうで、そのメイン拠点がダナンになります。
(この辺りの詳細はまた別記事で)
と言うことで、記憶の熱い内に、この半年でどんな検討をして、どんな準備をしたかをいくつかの記事に分けて紹介したいなと思っています。
初回の本記事はみんな気になるであろうお金編(笑)
心の余裕はお金の余裕。
せっかく生活環境を変えてもお金の心配でそわそわしちゃったら、QoLも上がらない!
なので、移住後、半年は働かないでも食っていけるくらいの貯金(もしくはキャッシュインする仕事)があることが理想的。
「ほいじゃ、それっていくらなのよ?」というのが本記事のテーマです。
結論
試算額
結論、半年で150〜180万円が僕の試算です。
たぶん、多くの人が「高ッ!!」と思われてると思います(笑)
海外移住やノマド界隈だと、「○○国なら月○円で生活できる!」という発信がSNS含め多く、その金額は月に10万円未満〜15万円くらいのレンジが多い印象。
半年換算で60〜90万円くらいです。
はい。
私試算の半分から3分の1ほどの金額です(爆)
ここは個人のライフスタイルや価値観によるため善し悪しはありません。
海外移住の目的や家族構成によっても出費額は変わるでしょう。
試算額の前提(背景)
なので、150〜180万円という数字は僕自身のライフスタイルと価値観をベースにした際の数字です。
…
正直、記事にするかマジで悩みました…苦笑
世に出てる平均値よりも高いアピールをしたいわけでもないし、自分の経済的な志向性をネットにあげることに得はあんまりないからです。
ただ、世に溢れている海外移住系の情報があまりにも解脱的というか、みんなそんなに無欲で質素に生活してるの?!(ディスってるわけではありません)、という自分とはライフスタイルの異なる単価設定の情報が多いことに疑問を持ち、もしかしたら同じような気持ちの人もいるかも、と思い記事にしました。
では、僕のライフスタイルと価値観、そこに紐付くバックグラウンドです。
・わかりやすく言うと元港区ITベンチャー社長(こういうのが本質的に好きではなく東京脱出したのですが笑)
・当時の家は山手線沿線の人気エリア。
・夜は基本的に会食含め飲み会ばかり。二次会は当たり前。
・美味しいもの好き。エンゲル係数高め。
・ストレス抱えると散財しがち。酔うと尚更(笑)
・結果、貯金はほぼ増えない自転車操業生活。
ここだけ読むとイキった若造ですね…いと恥ずかしや…
ただ、色々キッカケはあったのですが、経済成長が見込めない日本で資本主義的な競争ストレスに晒され、消費主義的なストレス解消を続ける生活に疑問を持ち、海外移住を検討し始めました。
こんなバックグラウンドを持った上でダナンで暮らすとしたらのシミュレーションを叩いて出た必要軍資金が半年で150〜180万円!
内訳
その内訳は以下の通りです。
※2023年7月上旬のベトナム ダナンの為替や物価感に基く。
内訳/月
家賃 50,000円
・水道光熱費、管理費、Wi-Fi込みで40平米くらいのアパートメント想定。
・今後、どのアパートメントも値上がっていく可能性あり。
食費 60,000円
・ベトナム料理だけに絞ったり自炊すればもっともっと安くなるはず。
・後述の交際費とあわせて、ライフスタイルや価値観により単価が大きく変わる項目。
・僕個人は外食が多く、美味しければお金を使いたいエンゲル係数高め属性。
・なので、1日2,000円換算(一食666円)x30日で60,000円。
・夕方にビーチにビール飲み行ったり、晩ご飯は居酒屋系が多いともう少しいくと思う。
カフェ代 16,000円
・ノマドでのカフェ利用。
・コーヒーは日本の半分から3分の1くらいの価格で飲めますが、気分転換にお替わりやカフェはしごするものと想定。
・1日800円×20営業日で16,000円
・居住先で仕事をしたり、カフェはしごやコーヒーお替わりしないならもっと抑えられるはず。
交際費 60,000円
・現地での日本人ネットワーク作りや交友にかかるお金。
・ダナンに遊びに来た日本人の知り合いや友達との費用も含まれる。
・交際の頻度や単価感は人やタイミング、奢り/奢られ・割り勘の関係性によってほんとバラバラ。削ろうと思えば削れるし、上げようと思えば青天井にもなる。
・ひとまず、週1.5回×10,000円x4週で60,000円と試算(個人的にはもっと使う気がしている・・・((震)))
・食事中心の交際だと食費と重複するからカットできる部分はあるかも。
・ゴルフやナイトライフ好き、お酒好きで夜が深い人だともっといくと思う。
タクシー代 27,000円
・ダナンは街がコンパクトでGrabも安いことからタクシー移動が超しやすい。
・僕は1日2-4回は使います。
・バイクに乗るか車に乗るか、平均的な移動距離にもよりますが、一回300円x3回x30日の27,000円で試算。
・居住地の立地や、アウトドア派かインドア派かにもよって結構変わると思う。
雑費 50,000円
・これも個人に超依存する項目。
・自分へのご褒美出費や、趣味代、美容代、各種サブスク、日常消耗品などなど…人によって単価はまちまち。
・ひとまず50,000円で試算。
ここまでがざっと思いつく生活費。
総計 263,000円/月
その他加味しておけると安心な項目
これ以外に教育費、ビザや飛行機代、病気や怪我などの緊急出費、人によってはこれら以外にも出費が考えられるとすると、バッファ込みで月30万円見ておけると安心ゾーンかな。。
結論(再)
その上で、わかりやすく月25〜30万円とすると、半年で150万〜180万円が東京都心の生活水準を維持しながら暮らすのに必要な経費感。
ちなみに、食費〜雑費を半分に圧縮すると、月15万円くらいに収まるから半年で90万円くらい。
まあこう考えると世に出てる数字も、たしかにな〜と思えてきた(今更w)。
家計簿もつけているので、データが溜まったら実態の記事も書きたいと思っています。
ダナンの生活に慣れて消費主義的なスタイルが薄れてきたら、コスト感も下がっていくのではと淡い期待を自分にしつつw…また今度!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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