見出し画像

降格させて下さい キャリアを考える


こんにちは、まひろです。
今年も宜しくお願いします。

今日は男性社員と話しててふと気になったキャリアについて書く
この男性社員も同じく疑問に思ってたそうだ。
皆さんはどうだろうか。

私=女性 の場合

私は以前のnoteに育休後キャリアチェンジをした話をした。世間的に言ったらキャリアダウンだ。

その時は気づかなかったが、私は「育休復帰」即ち、

小さな子供がいる、共働き=女性は大変

という構図が当たり前に描けるから「キャリアの選択」を会社から与えられ、そして私は所長から平社員を「自ら選択した」

今ではマネージャー時代より、ストレスも減り、家族時間が増え(コロナを差っ引いても)、時間にもある程度余裕があり、学びの時間に充てたり充実したライフを送れている。
正直、マネージャー時代より給与も減ってないどころか増えている。
(外資系で成果報酬型なのであり得る)

簡単に言うとハッピーな状態だ。

男性のキャリア選択は?

一方男性はどうか。育休を取る人は増えたとはいえ、育休復帰後のタイミングで「キャリアの選択」を与えられる事はない。

ここだけとっても女性と違うし不自然だ。

育児=女性のバイアスだ

でももっと不可解な点がある。

キャリアダウン(チェンジ)が幸せならそれでいい

よく考えてみると、キャリア「ダウン」を自らの意思で選択できる機会が
①誰に:女性だけに
②いつ:育休後のみ

これだけ見てもおかしくないか。
私と同僚の男性社員はここに問題を感じた。

キャリアアップは当たり前の思考
キャリアダウンは考えないどころか、恐らくその選択をしたら甘えや、モチベーションの低下と勝手に決めつけられる。
今は家族の状況で<しょうがない時>だけの女性の選択になってないか。

いや、違う。

キャリアダウンという選択は誰にでもどのタイミングでも与えられる選択肢の一つになるべきだ。
それはキャリアアップと同じように。

言葉が悪いせいもあるだろう。降格させて下さい。響きが悪すぎる。変えるべきだ。チェンジだ。こういう時こそ横文字使え。

そもそもマネージャーとプレイヤーは職種が違うだけだ。
そこに給与や肩書きが入るのでキャリアアップだのダウンとなる。
名プレーヤーだから名監督になるも違う

単純にキャリアチェンジだ。
職種が変わるだけだ

あと大切なことは、選択する本人が「幸せ」ならそれでいいのだ。
これが全てだ。外野は黙っとけという話だ。
少なくとも、外野の人生ではない。

価値観の変化でキャリアパスも変わる

自分自身を見つめ直したり時代や家族の変化で価値観は変わる。

要は、本人が人生の幸せを求めて今でいう上下左右全てのキャリアを選択できる風土に、制度にすべきだ。

この一連の話を違う男性同僚とした。その時の彼の言葉だ。

「キャリアダウン、降格を求めてる男性がいるかな?」

深い言葉だった…

実際いるよ。けど肩書きやプライドで葛藤してるだろう。

自分軸を大切に、自分を見つめ自分の本当の幸せや目標を軸に置いておかないと言えないだろうし考えもしないだろう。
また軸や人生の目標があっても風土もルールもない今、これを申し出る人がいるか?
となると確かに厳しいかもしれない。

けど変えるべき制度だ。

私は人事に制度変更を掛け合うよ。
たった1人の平社員だけどね。まずはそこから。

皆さんはどう思いますか?

読んで頂きありがとうございました

まひろ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?