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自動車のナンバープレートをみるといつも思います。

「・153」と「1053」です。他の番号でもいいのですが、先頭に数字がない場合は・(点)、ケタの間に数字がない場合は「0」です。

どうでもいいって言われればそうですが、これって大きな違いです。
「・」は何もないのです。「0」は他の桁に数字は満ちているから今その桁に関しては、数字はないだけなのです。

私はコンピューター業界出身なので、空白をNullと言ったりもしました。
そして、0 はゼロです。明らかに違う処理をします。

その明らかな違い


って、仕事や生活でも言えるんじゃないかなと思います。
あるクライアント例をお話しますね。

その方は、マラソンランナーです。アマチュアながら何年も練習をして、年間に何度も大会に参加されます。

ただ、昨年は家庭内でトラブルがあり、メンタル的に追い込まれてなかなかマラソンの練習もできません。大会にでる気力もありませんでした。

そして、今年はやっと一息つけたので大会チャレンジ!です。

ですが、練習量が圧倒的に足らない状態でした。
そんな中、迷いながらも1月下旬のあるフルマラソンに挑まれました。

結果は、途中リタイア。
以前は軽々とゴールを切れた大会でしたので、無念、無念。
情けなくて、悔しい思いでいっぱいだったそうです。

考えこむ女性の写真

しかし、諦めずに


2回目、3回目、4回目とほとんど1週間のスパンしかない中、次々と挑まれました。
3回目の後は、疲れて食事もできない日が続いたようですが、それでも焦らず調整しました。

そうしたら、残り3回は見事完走!
そして、4回目が一番タイムも調子もよかったそうです。

「一回目のマラソンは、本当に悔しい思いをしました。納得がいかなかった。」

その思いを、2回目以降にぶつけたそうです。

実は、1回目も体調がイマイチで見送ることも考えたそう。
しかし、挑戦したことで、NULLがゼロになったんですね!

完走できないことは、「ゼロ」かどうかはさておき、とにかく走ってみた、だからこその成果(今のペースではヤバイ、途中であきらめた無念だけが残るなど)が得られました。

そして、次の大会への準備や大会中のペース配分やメンタル保持にもつながる。

空白ではなく、前を後ろに存在がある「0」だったです。

私たちは、とかく結果を「予想」しがちです。
そして、結果が「良い」であろうならば、「する」。そうじゃないならば「やめる」という判断も下しがち。

それはある意味「リスクヘッジ」として大切です。
しかし、リスクを考えすぎて、ゴール(結果)ばかり見ると、その途中で起こるプロセスでの学びがなくなります。いつまでたっても空白ばかりがつらなります。

空白よりは、ゼロの生活を選びたい。

そして、ゼロだと思っていても、実は位がひとつ上がって(例99→100)、違うステージに立っていることも多くあります。
自分が気づかないだけかも・・・。

この方は、「やっと自分に戻れた気がします。これからは、再びマラソン倶楽部の練習にも参加して、色々なイベントにも出場したい。」
とさわやかな笑顔で話していらっしました。

この方のマラソンと仕事人生の再スタートを、ガッツリ応援します。

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