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EB3 雇用ベース グリーンカード取得までの道のり (第1話)


こんにちは、LIG13です。

 今日は雇用ベース(Perm EB3)のグリーンカードの話をしたいと思います。というのも僕はコロナ禍の2020年5月に無事グリーンカードを取得(EビザからのPerm申請です)することができたのですが、僕の場合は、LCのプロセスでまさかのAuditに引っ掛かり、落ちるとヤバイと言われる監査が終わるまで期間はとても不安でした。

 そのため悶々とした日々を過ごしていたわけですが、そのような時に雇用ベース(特にEB3)の日本人の方の情報が少なかったので、僕の経験談をここでシェアすることで現在進行中のEB3の方や、これからエントリーされる方の心の支えになればと思います。僕の場合は、まさかのAuditに引っ掛かり、その影響で、9-12ヶ月ほど遅延し、グリーンカード取得まで4年かかったので、そのあたりのお話と、USCISのフィールドオフィスがクローズした3月に面接、まさにギリギリの滑り込みで面接(10日後にUSCISは封鎖)をしたので、その時の質問内容(75分間)もシェアしたいと思います。

PERM申請(EB3)のスタート

 僕が勤めている会社は、会計年度が12月で終わります。年末が近付く頃に、HRのパフォーマンス評価があるのですが、その際に会社側から僕の業務は技術職で雇用の確保が難しいので、Permによるグリーンカード申請にあなたは興味はありますか?という質問を受けました。ちなみにその時点の僕のステータスはEビザで、それまでに2度の更新を行っていました。

 雇用ベースのグリーンカードは、人それぞれサポートに至るパターンが異なるかと思いますが、やはりスポンサーとなる雇用主の理解と「彼らからの応援ムード」的な支持を得ることが最も重要かなと思います。

 僕は現状のステータスでも不満はなかったのですが、子供が生まれたことや、今後のアメリカ生活を考えると、いつまでも同じ会社にお世話になり続けることも出来ない可能性もあると思ったりしたので、数週間後にHRにPermによるグリーンカード申請に興味があるのでサポートして欲しいと相談しました。

 しばらくしてHRからOKとの連絡があり、2015年の12月に正式にPermによる申請をする社内の書類にサインをしました。内容としては、以下のような事柄に合意します。というような書類でした。

Perm申請はEB3カテゴリーであること

Perm申請結果(合否)について、会社としての免責事項

申請にかかる費用(会社負担と自己負担)について

弁護士事務所に関する事柄

 上記の書類にサインをして、晴れて僕と(扶養家族である奥さん)のPerm EB3の申請がスタートしました。じつに渡米から8年目に差し掛かった頃でした。しかし、あけて2016年の1月からアメリカはざわつくことになり、僕のPerm申請もこの時代の波に影響を受けることになります。それは、2016年1月トランプ政権の誕生です。


〜第2話につづく〜


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