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炭素循環=???

土と草の勉強をしていくと、植物の事を勉強します。植物を育てるためなので当然ですね。
すると、改めて植物の凄さを思い知ります。

皆さんは「炭素循環」という言葉を知っていますか?
noteでいつか書いたと思いますが、炭素は微生物のエサになる元素です。

難しい言葉で表現しましたが、一言で言うと
炭素循環=光合成です。

植物は光と炭素(二酸化炭素)を利用して、酸素と糖を作っています…小学生で習った理科の内容ですが今、改めて学ぶと驚愕しています。それどういうこと!?凄すぎないか?って。
一言で言えば神秘ですね。

この誰もが知っている「光合成」ですが、土にとっても重大な恩恵をもたらしています。

まずはもう一度おさらい。

炭素=有機物=堆肥。これとても大事。
(厳密には=ではないけれど)

土から見るこの3つはほぼ同じ働きをします。
なんだったか覚えていますか?
これらはすべて微生物のエサですね。呼び方や形が違うだけで。

その炭素を空気中から、土中に入れてくれるんです。
しかも空気中にある二酸化炭素は温室効果ガス。人が、石炭や石油でモクモク出している気体。それを有効利用してくれています。

面白いことに植物は根に糖を含む液体を纏います。
これは微生物を寄せ付けるためです。

植物は窒素・リン・カリなど鉱物は吸収できないので、分解を微生物に宅すのです。微生物は糖をもらう代わりに必要な成分を受け渡しているのですね。

僕はただぼーっと畑を眺めていると、綺麗な畑だなと心が穏やかになります。ただ、ミクロの世界を想像すると壮大で感慨深い気持ちになります。

当たり前を深堀すると、違う景色が見えてくるかもしれませんね。環境も考えて農業に関わって行きましょう。

今日も最後までありがとうございました!

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