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人が好きな人による、人のためのスピーチ

こんばんは。栗山ゆかりです。

ファミマの飲むブラックサンダーフラッペにどハマりしました。
まだ未体験の方は、ぜひ在庫があるうちにファミマへGOしてください。
混ぜるときに気合入れすぎると、ストローの高さをものともしない勢いで中身が飛び出てきますんで、そこだけは冷静に♪


先日、わが父のかっこいい姿を目の当たりにしました。
舞台となったのは、弟の結婚式。

新郎の父として最後にスピーチした内容が、結構ジーンと来る内容だったものでして。
忘れてしまう前に残しておこうと思います。

ちょっと特徴的な高い声で、ゆーーーっくり語った、栗山王のスピーチがこちら。

『人生、100年時代と言われております。

人生において、仕事やお金ももちろん大切ですが、一番は、人間関係。
コミュニケーションが大切だと、切に感じております。(中略)

皆様におかれましては、この先10年20年・・・50年と、末永いお付き合いをお願いしたく存じます。』

すでに何割か忘れているため、(中略)でごまかしました。
アウトプット、ホント、ダイジ。

父は、子供3人育てるのに、30年以上ノンストップで頑張り続けてきました。

定年を迎えて故郷に帰ってからも、友人のご縁から仕事をいただき、趣味の延長のような形で楽しく働いています。
たまに本州に戻ってくれば、その間もずっと日替わりで友達と食事に行ったりしている様子。

そんな父の言葉だから、すっと入ってきました。
人間関係は、人生何年目においても、いや、年を重ねるほど大切なものだと、切に感じるスピーチでした。


また、父は、
「人が好き」
なんだなと思いました。

親がどういう人間かなんて、きちんと考えたことはなかったけど、
今回人前でスピーチする姿を見て初めて、社会人として、自分とは違う他人として親を見ることができました。

『「人が好き」な人』には、人が寄ってくる。

寄ってくるというか、安心して話せる雰囲気が出てるから、相手もたくさん話をしてくれるんですね。
どっちが話しかけたか関係なしに、初対面の人と打ち解けている父を見て、そう思いました。

私はというと、かつては「人見知りなんだよね」、とか「人が嫌いなんだよね」、とか言っていた側の人なんですが、今思えばもったいなかった。

そう口にしたことで、本当に脳がそう解釈して、より一層人見知りに、人嫌いになる方向へいってた気がするから。

せっかく人生をよくするための財産を、誰かに横取りされるわけでもなく、自分から捨てに行っているようなものでした。

ずいぶんと長い時間、過ごしてしまった。もったいなっ。
あのスピーチ、小学校の頃聞かせてほしかったよ。


でも!!
まだ手遅れじゃありません。
人生100年時代でしょう?

気づいた時が、自分の最良のタイミングです。
そしてもっと大事なのは、気づきから行動に移すこと。

父のようになりたいとかはこっぱずかしくて言えませんが、代わりに、

「私は人が好き」
って言ってみよう。

と思いました。

そうしたら、言葉の力が私をきっと助けてくれる。
言葉が脳に伝わって、「人が好きな人」の考え方に寄せるように頑張ってくれるはず。
あとはそれに便乗して行動して、本当に「人が好きな私」に変わっていけばいいだけ。

まだまだ間に合う。
人生の財産ゲットだぜ。
やりがいMAX!!


結婚式のはずなのに、別の講演会を聞いた後のような気分になったのでした。

終了後、父に「スピーチよかったじゃん」と声を掛けたら、
「いやあ、今日の朝、風呂で練習してよかったよ」と笑ってました。

9時前に会場入りしてたから、相当早い朝風呂だったろうね。
練習の甲斐あって、多分、次男以上に長女が感動してたと思うよ。
ありがとね。


ちなみに、真の主役の弟ですが。
お洒落なシャイニングブラウン(?)のタキシードで決めてきて、笑顔が素敵な奥さんをゲットしました。

父に似て、これまた高い声で立派にスピーチしてました。
よかったよかった。

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