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【映画#72】「トップガン」『横道世之介』より

こんにちは、三太です。

職場でICTの研修がありました。
講師の先生に色々と教えてもらったのですが、その一つに「授業改善ではなく、授業改革を」という言葉がありました。
要するに、ちょっと授業を変えているぐらいではダメで、ICTを使って一気に大きく授業を変えていく必要があるみたいなことです。
それ自体は確かになと思いつつ、自分は「漸進的改革」派なのでどうしていくべきなのかとあれこれ考えている今日この頃です。
言われたことは一度やってみるのがいいですかね…

では、今日は『横道世之介』に出てきた映画、「トップガン」を見ていきます。
『横道世之介』に出てくる4作の映画のうちの2作目です。

基本情報

監督:トニー・スコット
出演者:マーベリック(トム・クルーズ)
    チャーリー(ケリー・マクギリス)
    アイスマン(ヴァル・キルマー)
    グース(アンソニー・エドワーズ)
上映時間:1時間50分
公開:1986年


                  マーベリック

あらすじ

海軍のエリートパイロット学校、その名もトップガン。
トム・クルーズ演じるマーベリックがその天才的な操縦テクニックを認められ、上官から推薦されてそのトップガンに入隊します。
トップガンで一番となるためにライバルと争ったり、女性の教官と恋をしたり、バディであるグースを訓練で亡くしたり、色んな出来事がマーベリックに起こります。
そんな色んな出来事を通して、成長していく一人の青年が描かれるスカイ・アクション映画です。

設定

・戦闘機もの
・スカイ・アクション
・恋愛も成長もわかりやすい

感想

色んなものがシンプルにカッコいい映画です。
まず、トム・クルーズ演じるマーベリック。
少し強引なところがあるのですが、天才的なパイロットセンスを持っています。
そのマーベリックとバディのグースが操縦するF14。
やはり戦闘機は離陸するところからしびれますね。
デンジャー・ゾーンのBGMが流れる中の飛行場のシーンは、何もかもが圧巻です。
ただ正直言うと、戦闘機の飛行シーンは集中して見ていたのですが、展開が早すぎて誰がどうなっているか追い切れていないところもありました・・・。
ヘルメットに書かれた名前でなんとか誰が優勢かがわかるぐらいでした。
ただもちろんそのアクションシーンも面白いです。
チャーリーを口説くために、女性トイレまで突入するマーベリックが強烈でした。
マーベリック、自信ありすぎです。

夏の空デンジャー・ゾーンいざゆかん

その他

・色んなサイドストーリーが展開しそうな設定。
(マーベリックの父親の過去の詳細、グースとの出会い、マーベリックの今後など)

ウィキペディアより
→1986年の全米興行成績1位を記録し、主演のトム・クルーズは一躍トップスターの仲間入りを果たした。助演のヴァル・キルマー、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ティム・ロビンスら、若手俳優の出世作としても知られる。

→ケリー・マクギリスは「告発の行方」にも出演

『横道世之介』内の「トップガン」登場シーン

男たちの中に体育の授業で一緒の奴がいたので、「ここって何のサークル?」と尋ねると、「映研」とそいつが答える。
「あーあ、俺もこっちにすればよかったなぁ。文化的な匂いもするし」
「映画好きなんだ。最近見た映画は?」
「この前、見ようとしたのは『ハチ公物語』」
「ハチ公?じゃあ一番好きな映画は?」
「『トップガン』」
この辺で映研の部員たちまで世之介から目を逸らす。

『横道世之介』(pp.278-279)

この引用は「十一月」の一節です。
世之介の好きな映画として「トップガン」が出てきます。
ここから言えるのは、世之介はわかりやすい人物なのかなということです。
「ハチ公物語」もある意味犬の悲しい話という点ではわかりやすいですが、映画の要点を読み取るのは意外に難しいです。
一方、「トップガン」は成長物語としても恋愛物語としてもとてもわかりやすい構図の映画です。
世之介の人物像を表す一つの手がかりとして映画が使われていました。

吉田修一作品とのつながり

・ちょっと今回はわからなかったです。

以上で、「トップガン」については終わります。
カッコいい映画でした。

それでは、読んでいただき、ありがとうございました。

画像の出典:映画ドットコム「トップガン」

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