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峯寺 火祭り

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

毎年4月15日は三刀屋峯寺の柴燈大護摩供養の日です。
薄曇りで、照り付ける日差しがなくてよかったです。


午前中に本堂で花の法要があります。
今回はとても久しぶりにお邪魔して、多くのお寺さんの唱えられるお経を浴びるように聞かせていただき、うちの先祖をここに永代供養できたことを改めて感謝しました。

午後は観音堂前での三刀屋太鼓の披露のあと火祭りが行われます。
まず、火祭りのことを報告します。

観音堂前での太鼓披露をお寺さんたちは正面に座ってお聞きになり、火祭りの行われる修業場へ移動されます。

結界の中に入られた住職
法螺貝を吹く山伏さん
斧で場を浄める山伏さん
四方や役行者様に向かって矢を放って場を浄める山伏さん


全部で7本だったかな?矢を取った人は来年お返しにくるか、その日のうちにお返しするかというパターンです。

何年か前に私も矢を取ったことがあります。次の年にお返しかねてまたお参りしました。

刀で場を浄めた山伏さん
願文を読む住職
火をつける
青い杉の葉に火をつける
燃え上がる

火をつけた竹は住職の座る場所の前に二本離して置かれ、その中も一つの結界になるようでした。

燃え上がる護摩壇

今日はちょうど火祭りが始まるころ、かなりの強風が吹き、住職のほうにばかり煙がいくので気の毒になるほどでした。

半ばあたりに風は落ち着き、その間お寺さんは一つ一つの護摩木に書かれた願い事を読み、読まれた護摩木は火にくべられていきました。

風向きが同じ方向だったため逆方向の杉が燃え残っています
護摩木を読む間に住職からご挨拶

全ての護摩木が燃やされたあと、結界の中に入り、山伏さんに法具で背中をたたいて浄めていただきます。

滞りなく終わって、シャトルバスでお山をおりました。
一度、こういう時間を過ごすとまた味わいたくなります。
皆さんも一度は経験していただきたいと思います。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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