お布施とキャッシュレス社会を考える

お布施のキャッシュレス決済に、京都仏教会が反対声明

「お布施のキャッシュレス決済に、京都仏教会が反対声明」のニュースが話題となっています。私も何人かの方から「どう思いますか?」と意見を求められたので、自分なりに考えてみました。

京都の名所・清水寺や金閣寺、 銀閣寺など、およそ1,000の寺院が加盟する京都仏教会といえば、「古都税」の際にも注目された組織です。(「古都税」については、こちら藤村健

もっとみる

お久しぶりです。
相変わらず毎日描いてます。お絵描き楽しい〜😊

知識の収集はもうたくさん

こんにちは、ガウたまです。悟りをひらいてホトケになることを目指しています。

「ホトケになるとか舐めたこと言ってるけど、お前はどれほど仏教のことを理解しているんだ?」と疑問に思われる方もあるでしょうから、そのことについて軽く触れてみます。

ぼくは12才のときに出家し、恥ずかしながら30年以上も僧侶として生きてきました。その間、ずっと真剣に修行していたわけではありませんが、他の普通の人よりは仏教に

もっとみる

僧侶のサマーダボス2019・レポート

先週、中国の大連で開かれた世界経済フォーラムのニュー・チャンピオン年次総会2019年に参加してきました。

冬にスイスのダボスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会が通称ダボス会議と呼ばれるのに対し、夏に中国で開かれる世界経済フォーラムのAnnual Meeting for New Championsが通称サマーダボスと呼ばれています。これまでなかなかタイミングが合わず、サマーダボスは今回が初参加

もっとみる

儀礼と消費経済2 そこでの命をみる

こんにちは、「なんもできない僧侶」です。今回もフューネラルビジネス2019のふり返りメモ第2弾をつらつら、ぐちぐち書いていきます。

儀礼という商材

 葬送儀礼を執り行う人々の意識はどうあるべきなのでしょうか。葬送儀礼を完全に商材としてとらえている場合はどうでしょう。
 その場合サービス事業なわけですから、最終目的はやはり、より大きい利益を上げ続ける事です。商材は安く仕入れ、できるだけ利益を

もっとみる

築地本願寺に響く「檀家制度終了」の鐘

僧侶派遣は派遣業なのか

ここ数年で、僧侶派遣の事業者数はずいぶん増えました。Googleで「僧侶派遣」検索してみると、事業者が大量に出てきます。みんれび改め、よりそう社が大規模な資本調達を行い、また昨今ではDMM社が僧侶派遣に参入するなど、事業者の動きも活発なようです。

「僧侶派遣」というのは、派遣元事業者が一般顧客からの要請を受けて、派遣元事業者のリストに登録した僧侶の中から、求めに応じてマ

もっとみる

松本紹圭 さんの 方丈庵 これからの「宗教」の話をしよう マガジンのいずれかを購入した人だけが見られるノートです。

ヒューマン・コンポスト〜火葬という環境破壊〜

マンハッタンのDeath Lab(死の研究室)

ニューヨーク、マンハッタンにあるコロンビア大学に「Death Lab(死の研究室)」があるのをご存知でしょうか。

死を研究、と言っても、医療とか倫理とかではなく「建築」からのアプローチです。超高層ビルが立ち並び人間のひしめくマンハッタンでは、毎日数百人の方が亡くなりますが、埋葬するのに十分な土地がありません。そこで、都市における新しい埋葬のあり方

もっとみる

正しさ依存症とこれからの宗教

自立は、依存先を増やすこと

先日、久しぶりに本願寺派の僧侶として宗派の研修を受講しました。テーマは性や薬物、引きこもりや自死など、思春期の若者の幅広い課題を一気に学ぶ、濃い研修でした。カルト問題のテーマも設定されており、元・親鸞会の幹部で、現在は真宗大谷派寺院の住職を務める瓜生崇先生が登壇されました。

あらゆる課題に通底するのは、「孤独」から生まれる「依存」、という構図です。人は誰しも、様々な

もっとみる

儀礼と消費経済 そこでの命をみる

こんにちは、「なんもできない僧侶」です。今回は、この前参加したフューネラルビジネスフェア2019のふり返りもかねて、自分の頭を整理する意味でも、数回に分けて「儀礼と消費経済」のテーマでつらつら、ぐちぐちと書いていきたいと思います。半分自分のメモの為ですので、お読みの方は、暇つぶし程度の生暖かい目で読んでください。

葬送儀礼はなぜするのか

人は、生まれ、老い、そしていつかこの命終わっていかなけれ

もっとみる