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お金をかけなくても人生は楽しめる

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

椎茸粉を作った記事を書いてFBにもシェアしたら、同級生が”いろいろ楽しいことにトライしてるね”とコメントくれました。

”地味でお金かかんないけど、ちょっと面白いことっていっぱいあるよね😊”と返したら、”それを見つけるのが凄い(^O^)/”と言ってくれました。

そっか!私はお金かけなくてもいい楽しみを見つけるのがうまいんだ!とその時気づきました。

世の中、お金がないと不安だよという通説が通り、稼がなきゃと必死になっている人が大半です。

子育てや教育には確かにお金がかかります。
でも、それだって、お古の服をもらったりして切り抜けてきました。

私の時代は子育てに政府がお金をかけてくれることはとても少なかったけれど、そんなものだと思って子育てしました。

お金がないから産まない、育てられないというのはどうなんだろう?

それぞれの想いがあるし、物に囲まれて育った今の若い人が物を買うお金を求めるのは仕方ないことかもしれません。

ただ、私はお金がなくても人生の楽しみは見つけられると思います。
楽しみをどこに見つけるかはそれぞれ違って当たり前。

私はお金をかけずに楽しむことが好きです。
お花遊びも庭の花でまかないます。お花やさんで買っていたら高くて大変。たまには買いますが、ふだんは庭の花で十分。

その分は花を育てる手間をかけます。
昨日も折れたタイサンボクの葉をまとめ、枝は適当な長さにカットしました。葉は肥料にするのです。枝はごみに出します。本当は焚火で燃やしたいけれど、もう許されませんものね。

椎茸粉も作ってみようという好奇心からやってみました。
楽しいことないかなと思っているからそんな情報が入ってきます。

好奇心のアンテナは高く上げておくのがいいと思っています。
全てが私にできるわけじゃないけれど、面白そうだと思うことにはとりあえず手を出してみます。

田んぼも最初は付き合い程度だったのに、今は主体にやっています。さまざまなことを感じることができて本当に楽しいです。


今日の見出し画像は去年育てていた稲の苗です。きれいでしょう?

田んぼは大変、苦しいという人が多いので、私は不思議。
でも、逆から見れば私はかなりの変人でしょう(笑)

いつから、日本人はみんなと同じように会社に勤めて給料をもらい、すべて買うのが当たり前になったのでしょう?大きな力、声に誘導されてしまった結果かもしれません。

私は自分のしたいことを30台後半に見つけて、工房を持つためにお金をためました。

このところは儲けがほとんど出てないですが、大赤字でもなく、、、

一時は儲けようとがんばりましたし、そこそこ収入もありました。
手作り作家の地位の低さが口惜しかった時代です。


人脈も増やしていきましたが、今はそういういろいろを手放しました。

お金の不安は持てばもつほど生きることがつらくなると感じています。
私はないなりにどうにかできると信じています。

それより、できることの幅を増やす方が大切だと思うので、庭の花作りや田んぼでの米作り、編み物などに励んでいます。

苦手なことは得意なことより多いかもしれません。
歌は音痴だし、リズム感ないし、ミシンもないから縫うのは人任せです。

竹細工も習ってみましたが、先生の言われることがなかなか理解できない不器用ものでした。

いえ、なにをするのも最初はダメで回数をこなしてやっと自分のものにしていくしかないのです。

だから、たくさんやってもへこたれない好きなことだけが残るのです。

ただ、年を重ねてきて、作り方を聞いた時にポイントを見つけるのはうまくなったかもしれません。

ここが肝だなというところをおさえることができるようになると回数が少なくてもできることは増えてきたと思います。


大切なのは最初からできないと決めつけないこと。
どうやったらできるかな?と考えることが一番大切。いわゆる専門家の言うやり方だけが正解でないことは案外あるものです。

自分にあったやり方を見つけるためには頭をフル回転させます。
私はボケてる暇がないだろうと自分でも思っています。

ゆっくり休むことはあっても、唯々諾々と言われたことに従うことはないからです。

自分で考えて、やりたいことをするから他人が見たらきついことも本人の私には楽しいことになるんです。

給料をもらうために嫌なことを我慢する生き方より、ミニチュアを工夫して作りあげたり、米をどう省力化しながら作るかを考えて生きるほうが断然楽しいのです。

今も貧乏だけれど、生きていくことはできます。それで十分です。

そうしていると政府のやっている茶番を批判する暇に自分のやりたいことをしたくなります。批判は感じるけれどただ非難するより、自分のできることで対抗していきたいのです。

そうやって生きているとマスコミの報道などは遠い世界のことに思えてきます。そういう生き方が私には幸せです。

だれもが同じ想いになるわけではないのはわかります。
だから、これは私の幸福論です。
ほかの生き方を批判するつもりはありません。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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