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呪文のゆくえ「エコエコアザラク」

ご訪問ありがとうございます_(._.)_これは、私が読んだ漫画などやあれやこれやに対して、自分本位に書いているnoteです。ご訪問まことにありがとうございます。


「エコエコアザラク」は、友達の家にあった漫画です。お父様が昔、読んだ漫画らしいです。昭和の漫画は、名作が多いので、わたしは、大好きです。勿論、現代の漫画も大好きです。

エコエコアザラクは、知らない人が題名だけ読んだら、「エコ」に必死な活動家の話しかなぁとか思うと思います。しかし、プラスチックごみの話しではなく、なんと、「呪術をあやつる少女」の話しです。


ある日、ある中学校に黒井ミサという美少女が転校してきます。見た目は、中学生ですが、実は呪術をあやつる魔女だったのです。

ところで、英語圏の国に行ってパン屋に入り早口で「黒井さん、黒井さん!」と言ったらクロワッサンが出てくるそうです。友人に聞きました!

って、「どうでもよい」と言われそうなので、戻ります。

黒井ミサは、呪術を使い、町に起こった奇妙な事件の謎解きをしたり、また、あるときには、犯人をいぶりだしたりします。時にはテストの答えなども黒魔術で、出そうとします。ちゃっかりしています。黒魔術以外でも、ダイソーのパーティーグッズみたいな物を駆使する黒井ミサです。

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先生、ぶったまげています。眼鏡を取られても微動だにしない黒井ミサはさすがです。

作者の古賀先生は、亡くなってしまいましたが、独特のおどろおどろしい、絵が怖いなぁと思います。

とにかく、主人公の黒井ミサが美女で、

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上に出てきた先生もですが、その他の登場するほとんどのクラスメイトや、人物が、爬虫類みたいな顔に描かれていて、これなら、黒井ミサさんは、目立つよなぁと思いました。


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不良中学生(とは、現代は言わない)にも、目を付けられ、イタズラされる気の毒なミサさんです。不良中学生も、なんだか、爬虫類顔をしています。


エコエコアザラクは、黒井ミサさんが自分の魔術を使い、「戦う」漫画です。まだ幼いのに、自分の力を使い、世の中の悪や、みにくいものを見いだし、始末したり、追い払うミサさんは、強いですが、孤独なかわいそうな人だなと思いました。


去り際(漫画の終わり部分は、毎回)

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「逃げることはできないのさ!」などと、はすっぱ不良あねご(現代は言わない)みたいな口をききながらも、「おほほほ」と、笑い声は、上品な、なんともアンバランスな黒井さんです。

エコエコアザラク、エコエコザメラクという家族で経営してる一杯飲み屋の壁に貼られたお品書きのような、文字がなんとも、寒々しい恐怖を誘います。


エコエコアザラクは、前に読んだきりですが、一話完結だったし、独特の世界観がありました。

いつか、手にとる機会があれば、読んでみたいなと思います。


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