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出会いたいなぁ症候群。な、話し。



閲覧ありがとうございます。今日は、この前のバレンタインデーの前日の夕方、偶然会った、昔の知り合いと話したときのコレアレを書いておこうと思います。


「すみません、RIA山さんですか?」

夕方、週末に遊びに来るスネタロウに読ませる絵本を物色しに、図書館にいた私の斜めうしろから、声がしました。見ると、20代前半くらいの色白の男性が立っていました。

(だれだっけ??)

視力検査くらい、ガン見していたわたしに、

「僕、○川○○華の弟です。」


……。あーっ!高校のときの同級生の弟だ!まだ小学生くらいだったような。。色白でおとなしく、可愛いかったんで、友人の家で、何回もゲームをして遊んだ記憶がありました。

「わぁ、久しぶり!育ったねぇ。○○華ちゃんは、元気?」

友人は、九州の大学に入学したあと、なんとなく音信不通になっていました。


「………。ここじゃ、会話できないんで、図書館の外に出ることできます?」

(!!!)
友人に、もしや、何か起こったのかと、内心ドキドキしながら、弟くんと、外に出て、一緒に、ベンチに座りました。


「今日、僕、実は、人と会ったんだけど、」

「はぁ。」

「えっと、これで、、」

と、スマホ画面を見せられ、注視すると、いわゆるマッチングアプリが開いてました。

「……なるほど。(だから?)」

同級生の近況を聞かせられると、思ったわたしは、 
話しの流れる先がわからず、弟くんの話しを待ちました。

ポツリポツリ、自分に言い聞かせ、整理するような感じで話した内容を簡単にすると、

アプリ内でメッセージをやり取りした女の子と、初めて会って、スタバに行ったが、弟くんが飲み物を買いにいった、間に、トンズラされた。慌て、アプリ起動して、彼女を探したら、退会していた。思考オフにして、帰りたくなくて、図書館に寄ったら、絵本抱えた知人のわたしがいた。


という流れで、わたしは、ここに座っているんだなと解りました。

「お断りも言わなくて、勝手に帰るなんて、無礼者だから、早く解って良かったじゃん。また、新しい出会いがあるよ。」

多分、誰もが、そう言うだろな的な答えを言うと

「早くなんて、無いです。三ヶ月もメッセージやり取りしたのに、なぜ瞬殺?」

「(さぁ?)…。」

「やっぱり、アプリは難しいです。簡単には出会えない。」

「ごめん、弟くんのプロフを見てもいい?」

開いた画面を見たら、写真が飼い犬の写真になっていました。

「自分の写真とか、載せませんよ。みんな、そうですよ。」

(犬がかわいそうじゃん。犬に申し込みが来たらどうすんだよ。)

「でも、自分の雰囲気がわかるアバターみたいなのは要ると思うよ。それから、名前が綺羅星って、なに。どこかのホストの名前?」

「夜空の星みたいに、探して欲しいから。」

「……。」

乙女ゲームかよ。と、思いましたが、黙って遠くを見ました。

「もっとさ、簡単な、愛称みたいな呼びやすい名前がいいんじゃないの。」

「おがちゃんとか、カワちゃんとか?」

「そんな、スナックのママが常連を呼ぶみたいなんじゃなくて、、学生の時の呼び名とかは?」

「…カワ。」

「は?」

「ちいかわ!!」


「へ?……。あっ!小川(ガチ)だからか。」

「他にも小川はいたけど、みんなちいかわでした。」

(ちいかわは可愛いけど、女子に男性アピールが弱いなぁ)

「でも、僕、今は名字が違うんで、ちいかわはダメです。」

(家庭の事情はスルーしとこう。)

「じゃあ好きなアニメのキャラとか。。とにかく、綺羅星は、遠いよ。空から、降りた方がいいよ」

「はい。。」

「男性は、お金がかかるんですよ。だから、なるべく、アプリ外でやり取りしたいんだけど、それが難しい。やっと、会っても、こんなんじゃ、心折れますよ。」

「何回かやり取りして、反応が良さそうな女性なら、LINEがムリなら、メアドとか聞いたら?」

「お願いしたら、『私!そんな軽くありません!』とか、キレられるんですよ。」

「『僕は、体重が重い女性好きですから大丈夫ですよ!』って、返したらいいじゃん。」

「そんなこと!、、」

(いや、次は無いなら、それぐらい遊んでも、構わないんじゃないかな)

「……あまり、真剣にならない方がいいよ。忘れた頃に、出会ったりするかもよ。」

「……はい。」

「一つ聞ききたいんだけど。」

「はい。」

「お姉さんは、お元気?」

「はい!元気です!福岡で就職してます!」

「そうなんだ!」

やっとこ、聞きたかった事が、聞けたし、わたしができることは、無いので、「じゃあ、元気で!」と言って、帰ることにしました。


人の恋愛事情には、介入したくないし、無責任発言もしたくありません。だから、無関心が一番かなと
思いました。

親は選べないけど、自分が付き合う人や友人は選べます。だから、どういう選択肢を取ろうとも、自分の頭で考えて、選んだ結果なんだから、残念な結果になっても、貴重な痛い経験値をもらったなと、自分メモリに刻めると思います。


出会いで、思いだしましたが、
まだコロナ前、会社の男性が早期退職をして、普通列車で日本中をまわると言ってました。

「どんな出会いがあるか、わからんが、楽しみだ」

と、送別会のとき、声高らかに言ってました。

二次会のカラオケのとき、男性は、これからの思いを歌にたくして、、ということで谷村新司さんの
「いい日旅立ち」を歌っていました。

「あぁ~♪日本のぉ~どこかぁに~♪わたしを~
待ってるぅ~♪」

「ヤツがいる~♪」



!!!

聴いていた私たちは、空耳かと思いましたが、二番も「人」じゃなく、「ヤツ」と歌い放ちました。


こんな上から目線で日本中を旅しても、会うのは
スリとか置き引きだけじゃないかなぁ、と、あとで
同僚とひそひそしたのを覚えています。


毎日、家族や会社の人たちなどには、会いますが、
よく考えたら、みなさん、昨日とは違う一面があるやもしれません。
悲しいことがあったり、歓喜があったりして、思考が変われば、その人はわたしの知ってる人とは、少しは変わっている。だから、毎日が、出会いなんですよね。


このnoteの世界でも、そうですが、皆さん、少しずつ、変わっていく毎日なんですよね。
なんだか、改めて、考えたりしました。


今日は、長文になりました!

お付き合いくださった方には、貴重なお時間を
ありがとうございます。



最後に、、マッチングアプリの中にいたら、
めちゃくちゃモテそうな方をご紹介します。








ドラちゃん!

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