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誰かの天然色は、、

閲覧ありがとうございます(^-^)

すっかり正月休みが明けましたが、うっかり通常モードへのギア変換を忘れてしまった仕事初めでした。

前に、ベンツ販売の代理店「ヤナセ」に行ったとき、お供した上司(常務)が、この正月休みに、バリ島に行ってきたらしく、社内の片隅でお土産をいただきました。

ちょっと、ちょっと!と、手招きされたので、新年のご挨拶もあるから、急いでいくと、

「あんたにお土産よ!」と、これをいただきました


ねこ型ロボットじゃなくて小物入れでした。

「あっ、すみません、ありがとうございます」

「いいから!早くポケットにでも、しまって!早く!」

すみません、皆さん、上の写真をですね、見ていただければ、おわかりかと思いますが、どういうふうにしたら、ポケットに収まるのでしょうか。
裏ワザとかあるのでしょうか。


いろいろ思いましたが、お土産が入ったビニール袋を抱きしめて、ロッカーに走り、急いで自分のロッカーに入れました。


今日は、このオネエ言葉の上司のことを書いておこうと思います。

上司は最初、オネエ言葉は話しはしませんでした。普通の中高年の男性が会社で話す言葉使いでありました。TPOをわきまえた振る舞いです。


しかし、人間って、ふとした弾みで「地」が出てしまう場合があります。

ある日、わたしは、同期の女の子と二人で、常務主宰の夕方からの会議の会場作りをするようにと直属の上司から言われました。

(え!)

内心、私は、困りました。その日は定時で帰りたかった。なぜならば、WOWOWのMAN WITH A MISSIONのライブの録画設定を忘れたので、リアルタイムに間に合う必要があったからです。

ガウガウ

(ちょっと遅れるかも)

資料を抱えて、常務のうしろを歩きながら、わたしは、如何にスムーズに電車に乗り、駅から家まで無駄のない動きで、帰り着くか、時間計算に没頭していました。

会議室に着くと、入り口で、

「キャッ!」

静電気のせいか、ドア取っ手を触った常務が声を出しました。
不思議な顔をしてわたしを見る同期の女の子
固まる常務
しかし、わたしは、帰り道の時間の検算に余念が無かったため、無反応でした。

常務は、その後は普通でしたが、一緒にいた同期の女の子が「キャッ!だって。」と、言い方悪いけど、おもしろがっていました。

しかし、常務はその後、徹底的にオネエ言葉は使いませんから、その子も、それ以降は忘れてしまったようでした。


わたしは、「安全圏」だと、思われたのか、
周りがいない時は、オネエ言葉を使って話してきます。無反応だったのは、違うことを考えていただけなんですが、黙っていました。


わたしは、レイシストではないですが、
「差別的、偏見はいけまっせぇん!」と声高く宣言するヒューマニストでもありません。
冷たい印象を受けるかもしれませんが、「興味がない」と言ったら、近いかなと思います。

自分の中に、女性を感じたり、男性を感じたりして、自分の着ている洋服や生活に違和感を、成年になってから気がつく人は多数いると思います。

「俺は、わたしは、実は、こうこうだから、今まで、ムリしてきたんだ。だから、これからは、自分の生きたいように生きたいんだ」

と、一度しかない人生だから、思うのが自然だと思います。

わたしは、自分の社会的責任を全うするなら、
別にIKKOさんになるなり、きんに君になるなり、みのもんたになるなり、好きにすれば良いと思いますが、

「我慢してきた自分がかわいそう」がる人には共感はできません。そして、周りの「理解」を欲しがる人にも共感できません。

逆に、近しい人のそういった変化をおもしろがる人も、やな感じですよね。

わたしたちは、普通で良かった。とか、言う人がいましたが、

「普通」って、ただ、多数派なだけなんで、別にそれが「正義」じゃないかもしれないし、だいたい「普通」って、マニュアルはありませんから、ただ、自分で漠然と線引きして、入ってるだけかもしれません。


見た目を女性的に着飾らなくても、内面から女性的な美しさが出ている方もいるし、男性的な逞しさ、包容力が出ている女性もいます。


持って生まれた天然色は、同じ色は絶対にないと思いますから、わたしも、自分の天然色は、濁らないよう気をつけようと思います。


わかりました!


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