見出し画像

今ここを生きるとはどういうことかを「音ゲー」から学ぶ。

あなたは「今」を生きていますか?

この問いに即答で「はい」と答えられる方は何名いらっしゃるでしょうか。おそらくとても、少ないのではないかと想像します。

そもそも多くの方は
「今を生きるって、どういうこと?」
と、問いに問いで返すかもしれません。
私もその、1人でした。

ちょっとした先延ばし癖
寄せては返す承認欲求の波
思考ばかりで行動できない

そんな自分に必要なことは、
あれこれ考えること以上に
「今ここに、一瞬一瞬に、集中して生きることなのではないか?」
と思い至り、再度インプットをし直していました。

「今」ここを生きるとは、
「過去」の影響を一切受けない「今、一瞬、一瞬」を感じながら生きること

「五感」に意識を向けること
「目の前」のことに集中すること
「シングルタスク」を徹底すること

分かったような、分かってないような…。
ひとまず私はこのキーワードを頭の中で繰り返しながら、今朝、会社へ向かって歩いていました。

聞こえる環境音に意識を向けてみる
地面を蹴る足裏の感覚に意識を向けてみる
頭の中で「今」「今」「今」と言ってみる

すると、突然、頭の中に
「音ゲー」の譜面が流れ始めたのです。

あれ、もしかして
「今」ここを生きるって、
音ゲーをプレイすることと似ている…?
そんな予感がしました。

音ゲーとは、
「ダンスダンスレボリューション」や「太鼓の達人」等で知られるリズムゲームです。共通点は、音楽に合わせて流れてくる矢印や◯等のマークをタイミングに合わせて踏み/叩き/押し、高得点を狙うゲームです。

参考資料に2021年のRTA in Japanで走られた「ダンスダンスレボリューション」回を貼っておきます。💃

「今」ここを生きると音ゲーの共通点について、ダンレボを例に書きます。

矢印が流れてきて、いざ「今」という最善のタイミングで音ゲーマーの方は「踏もうかどうしようか…」とか「面倒臭い…」とは思いません。
全力で、その瞬間に、踏みます。

あるパートで流れてくる矢印を「踏む」という行動は「その瞬間」しかできません。
踏み損ねた矢印は、ゲームをやり直さない限り踏めません。
止まることのない譜面を前にプレイヤーができることは、過去を見ず、また次の瞬間、流れてくるマークを最善のタイミングで「踏み続ける」ことのみ…。
矢印に集中するほど、「未来」に不安を感じたり、悩むようなこともなくなるでしょう。プレイ中は、それどころではないのですから。

これです。
これぞ、「今を生きる」のお手本です。

試しに、1日を1回のゲームプレイに例えてみます。
その日の最善のタイミングで、理想の行動をとれたら「10点」が加算されます。
面倒くさくて先延ばしにしつつ、なんとかやり終えたのであれば「5点」が加算されます。
今日はいいやとタスクを放り投げ、その日着手できなかったら「0点」です。

その日の終わりに1日の得点が発表されます。

最善のタイミングで行動を取り続けられた日は、「とても大きな充実感」を感じながら、1日を終えられます。それはきっと「今」ここを生きる試みが上手くいった日となるのでしょう。

逆に「何もできなかった」と後悔が残るのであれば「今」ここを生きる試みが上手くいかなかった1日なのかもしれません。
それでも構いません。音ゲーのように、少しずつ上達していけば良いのです。

1日1日を新しい「譜面」として捉えると、なんだか「高得点」を狙いたくなってきませんか?
もちろん意識を向けるのは1日の終わりではなく、マークが次々と流れてくる「今」この瞬間です。🥳


🌷サイトマップ🌷
真染の書いた記事をまとめています。ぜひ遊びに来てください!

この記事が参加している募集

最近の学び

サポートをいただけますと、大変励みになります。いただいたご支援は有料noteの購入等に充てさせていただきます。