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藤井風きっかけで宇多田ヒカルを久しぶりに聴いた

 宇多田ヒカルは、デビュー時の魅力的な歌声は誰?となり、その少し後のテレビ出演で気さくなお嬢さんだったのねと驚き、めっきりあか抜けてキレイになってと思ったり、お休みもいいね、復帰後もいいねと、音楽に詳しくない私でもずっと知っているミュージシャン。
 夫が買ったCDを私も聴いたりもしたけれど、同性だからか心が揺さぶられすぎるので聴かないようにしていた。

 1年くらい前、藤井風が動画で「宇多田ヒカルの画角」と言いながら自身の曲紹介をしていてクスッとなり、その時に宇多田ヒカルに感じていた重さが私の中で少しなくなった。今回、藤井風のライブを第一目的にネットフリックスに入り、宇多田ヒカルのライブもあったから聴いてみた。自分が年齢を重ねてどっしりしてしまったからか、心が揺さぶられすぎるほどではなく聴けた。

 「花束を君に」は、発表当時は涙が出てしまう曲だった。でも好きな曲。
 私は言葉を尽くしたいほうだけど、この曲は、言葉は今は置いておいて花束を贈ろうという曲。言葉より花束ってときは確かにある。