「いまも夢のまま 15年目の笹井宏之」

 またまたNHK経由ではまる。
 今日は土曜で、家族それぞれが出かけたりする前にゆっくりテレビをつけっぱなしにしていたら「ザ・ライフ」の再放送が始まった。「いまも夢のまま 15年目の笹井宏之」。ぼーっと見始めたのに、その日のうちに歌集を買うほどに引き込まれた。

 笹井宏之は短歌の歌人。番組では主に佐賀県有田町の実家の両親と、女性の友人が紹介されていた。本人は高校生の頃から闘病を続けインフルエンザがきっかけで若くして亡くなったそうだ。
 ネットで少し調べたところ、本人が発信していた【些細】というブログを今もお父様が運営しているようだ。このブログでも短歌作品はかなり読めるけれど、短歌はやはり縦書きで読みたい。ちょうど大きな本屋に行けたので歌集「てんとろり」を買ってみた。

 字の大きさとか表紙とかとても良い。いっぺんに読まずに少しづつ読むつもり。

 さてここからはワンパターンになりつつある藤井風との共通点さがし。
 佐賀県有田町に住んでいながら、ネットを通じて短歌の交流をしていたことと、音楽に親しむ人だったことと、やさしい雰囲気が、藤井風との共通点。
 そして私は藤井風を歌を詠む歌人だと思っている。藤井風は短歌を作ったことあるかなあ。