【引用】マンディアルグ『オートバイ』 3 もものり(momonori) 2024年4月25日 06:15 今回読んだのは、アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ(MANDIARGUES, André Pieyre de)[1909-1991]『オートバイ』(生田耕作訳、白水社、白水uブックス、1984年6月、東京)です。 オ-トバイ (白水Uブックス 54) | A.ピエール ド マンディアルグ, 生田 耕作 |本 | 通販 | Amazon AmazonでA.ピエール ド マンディアルグ, 生田 耕作のオ-トバイ (白水Uブックス 54)。アマゾンならポイント還 www.amazon.co.jp 以下、引用した文章になります。◇ ◇ ◇ ◇ ◇2024年4月25日 03:57彼がつぎに行なうこともわかっていた、それは(略)服の革を真二つに引き裂くことだった。(略)それに縞しま瑪瑙の小さな首飾り以外、なにひとつ身につけず飛び出してきたのは、こんなふうに裸にされるためではなかったのか?マンディアルグ『オートバイ』1984: 692024年4月25日 05:04だって偉大な野獣、なかでも多くの人間から神のごとく見られている、虎もその例にもれないことを彼女は心得ているからだ。虎=神を彼女は想像する。《あたしの恋人のなかには虎と神がいっしょに住まっているのだ。》マンディアルグ『オートバイ』1984: 1692024年4月25日 05:41夫の抹殺をラテン語で考えたことを教育者のダニエルはほめてくれるだろう、そしてご褒美の代わりに、腰を高く持ち上げ、彼女を逆さかさに吊るしてくれるだろう、(略)。悦ばしき支配よ、わが上に来たれ、而しこうして永久とわに去ることなかれ……マンディアルグ『オートバイ』1984: 187 ダウンロード copy この記事が参加している募集 最近の学び 180,548件 #小説 #詩 #読書 #最近の学び #引用 #フランス文学 #マンディアルグ 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート