見出し画像

【引用】カミュ『シーシュポスの神話』

今回読んだのは、アルベール・カミュ(CAMUS, Albert)[1913-1960]『シーシュポスの神話』(清水徹訳、新潮社、新潮文庫、1969年7月、東京)です。

以下、引用した文章になります。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

2024年4月8日 17:06
ご馳走をいっぱいならべた食卓につきながら自殺を讃美していたショーペンハウアーのことが、笑い話としてよく引合いに出されるが、これはじつは笑い話の種にはならないのだ。

カミュ『シーシュポスの神話』1969: 18-19

2024年4月10日 11:19
不条理な創造は、つづいて、その深い無用性を示すものでなければならぬ。(略)、不条理な創造というこの日々の努力のなかに、不条理な人間は、いつかは自分の力の本質をなすものをつくりあげてくれる訓練を見いだす。

カミュ『シーシュポスの神話』1969: 205

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?