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母のこと

母は健在です。
涙もろく
自意識が強く
映画鑑賞と甲斐よしひろが大好きなおばさんです。 


映画は映画館で観ることにこだわっていて
年間100本制覇を目標に
近所の映画館に足繁く通っています。


小学生の私が
学校で熱を出して早退することになった日も
母は映画に出かけていて。

何度電話しても連絡が取れず
保健室の先生をイラつかせました。

後日そのことを
当時読んでいた漫画雑誌のお便りコーナーに投稿したら
誌面に採用されて
トホホなお母さんだね〜笑
みたいなコメントをいただきました。


さて
そんな母ですが。


多くの親子がそうであるように
母と私もまた
いろんないろんなもつれがありました。
複雑な感情がありました。



感情のもつれ。
価値観のもつれ。
衝突。依存。わだかまり。



母のことは総じて好きなのですが
ほんとに色々ありました。(あります。)



母みたいになりたくないのに
いつの間にか母そっくりになっている自分がいたり。
互いに求め求められ
怒り
嘆き。



そんな母との色々も
ウン十年続けている日記の中にしばしば登場します。
そんなこんなも
振り返ってここに書き残したい。


でもね
こんなことを言えるのは
私はとっても恵まれていたんだと思います。


涙もろく
自意識が強く
映画鑑賞と甲斐よしひろが大好きな母。


ぶつかって泣いたり怒ったりを繰り返してきたのは
実はとても健全な
母娘関係だったのかもしれません。



お母さん
不器用に
まっすぐに
育ててくれてありがとうね。

もうすぐ母の日ですね🌷

雑誌に載ったエピソードの日記(小学2年生)


今日は、朝起きて少ししんどかったので、熱を測ってみたら、37度1分でした。
微熱だから大丈夫と思って学校へ行ったら、3時間目の途中、しんどくなって、先生に「先生、しんどい。」と言って、熱を測ったら37度5分でした。
先生に熱っぽいと言われて、保健室まで行きました。
保健室で熱を測ってみると、38度8分でした。
そうして、ベッドで寝かせてもらいました。
そうして保健室の先生が電話でお母さんを呼びました。
けどお昼になっても来ないので、給食を食べました。
そうしてお母さんと一緒に帰りました。

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