【受験生必見】日記文学成立順
もともとは
ウン十年書き続けた日記を振り返っていこう
ということで始めたこのnote。
「日記」といえば。
ラストスパートに差し掛かっているであろう
受験生の皆さまに
日本の古典における日記文学の成立順の覚え方をご紹介します。(急)
ト ....土佐日記(とさにっき/934年)
カゲ ....蜻蛉日記(かげろうにっき/974年)
泉 ....和泉式部日記(いずみしきぶにっき/1008年)
むら ....紫式部日記(むらさきしきぶにっき/1010年)
さら ....更級日記(さらしなにっき/1060年)
うどん....讃岐典侍日記(さぬきのすけにっき/1109年)
16 ....十六夜日記(いざよいにっき/1280年)
よろしいですか。
トカゲが泉に群がって、さらしたうどんが16本🦎
リズミカルに
呪文のように唱えてみてください。
イメージは
まあるい泉の周りを
(「金の斧と銀の斧」の泉みたいのを思い浮かべてね)
16匹のトカゲがぐるっと取り囲み
全員が口にうどんを一本ずつくわえて
泉の水に浸している
そんなシュールな映像です。
トカゲが泉に群がって、さらしたうどんが16本🦎
成立年については諸説あるようですから
覚えなくて構いません。
順番だけ覚えておこう。
国立大学の二次試験
こういうニッチな問題
案外出たりしますからね。
あるいは日本史で
この順番から推理して
選択肢をひとつでも切れるかもしれません。
いつどこで役に立つか分かりませんが
こういう最後の悪あがき
1点を根こそぎ取る心意気は大事です。
1点を笑う者は1点に泣く
っていうでしょ。
トカゲが泉に群がって、さらしたうどんが16本🦎
この呪文を教えてくれたのは
高校時代の恩師K先生。
スラリと細く美しい女性で
教え子の私が言うのもおかしな話ですが
大変優秀な先生でした。
受け持った生徒の成績は必ず上げる
教員というよりはむしろ予備校の先生みたいな人で
とりわけ受験勉強への向き合い方には非常に厳しく
個人面談で何度も叱られました。
K先生の授業は冷徹なほど淡々としていたけれど
大変分かりやすく気持ちのよいもので
前後の文脈で判断
とか
ケースバイケース
なんて絶対に言わずに
極めてロジカルに理屈立てて教えてくださいました。
(英語、古文、漢文の先生はこのタイプが好みです。)
トカゲが泉に群がって、さらしたうどんが16本🦎
これ以外にも沢山の語呂合わせを教えてくださり
かの有名な助動詞のラスボス「む」の
スイカかえて
はお馴染みですが
先生オリジナルの覚え方や替え歌も
まだまだ沢山あります。
(いつかまた別の記事で紹介しますね。)
最後にもう一度。
トカゲが泉に群がって、さらしたうどんが16本🦎
受験生の皆さん。
辛かった受験勉強もあと少し。
大丈夫大丈夫。
あとは心と身体をうんと整えて
自分と自分のやってきたことを信じて
いつも通りやってきてください。
大丈夫だよ。
応援しています。
すの拝
※おっと
受験生はnote見ないか。笑
まあまあまあ
頑張る誰かに届け〜🌸
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