笑染武具

初めまして(=・ω・)ノ 〈えみそめぶぐ〉と申します(。ᵕᴗᵕ。) 最近、離婚して、…

笑染武具

初めまして(=・ω・)ノ 〈えみそめぶぐ〉と申します(。ᵕᴗᵕ。) 最近、離婚して、引越しして、苗字も変えて、人生初の一人暮らしを満喫中です❣️ 引越し中に見つけた、20代に書いていた詩のようなものを(笑)発表してみようかなと思って、参加しました(*^^*) 宜しくお願いします‼️

最近の記事

健康的なConversation

男A:何て彼女はお喋りなんだ! 女A:何て彼は不格好なの! 男B:………BANG!(と、机を叩く) 女B:ああ、足がくたくた。 女C:もう飽きたんだから、仕方ないじゃな い? 男C:ペっ!何て味だ、このスープは! 男D:おい、あの女、さっきから変だぞ。 女D:1、2、3……。あらいやだ。 全然足りないわ。 男A:何とかしてくれ! 女C:さあ、これからどうしようかしら。 男D:ドクターを呼んでくれ! 女B:ちょっと、何でも良いから、

    • ある街区に

      部分を歩いていてオレは物凄い勢いで 飲まれてしまった オレの体内はきっとこのブロックの地図には記されていない所へ行きたいと 思っていたのに 全てをおしまいにするためオレは

      • ファニーガールからのメッセージ

        Dear my best friend きょうの帰り道 まっ白な猫 が わりとゆっくりとした足どりで(“彼女”に したら必死に) 車のまえを センターラインを 私の 前を 通り過ぎた 一瞬 「黒猫ではなくて良かった」と 思い また一瞬 「それでは何も知らない黒猫達が可愛そう だ」 とも思っ

        • 1000年

          時間になったので 電気を消して 膚明の彼女 おなかを透かしたまま 一人で行っちゃった

        健康的なConversation

          いつもの朝にキスをして

          キスで彼女の朝が始まって キスで彼の朝がやってくる コーヒーを沸かしながらキスをし トーストを待ちながらキスをする 服を選びながらキスをし 着替えながらキスをする 仕事に出かけると言ってキスをし そして久しぶりに美容院に行ってくると言 ってキスをする ドアを開けたらキスをし 車が走り出せば投げキッスをする 激しいタイム・レースが一時的に止まる時 彼は以前からうすうすは感付いてい

          いつもの朝にキスをして

          心臓を袖にぶら下げている街男

          週期的な激しい腹痛に責められ ながらも このオレを引き摺ってゆくモノは 何だ 何が神だ 白いシャーツを適当に好み 爪先で大きめのブーツを履き Downtownでは薄汚れた Railroad・bridgeの下で 昨夜のつまらないビアのことを思い出す 何処かでサイリンが鳴っている 気がつくとオレは 髪も解かずに 小さなHotelの一角の

          心臓を袖にぶら下げている街男

          どうしても拭いきれない日常というもの

          彼女は今 スパゲティを食べている 時たま 口許に付くケチャップを気にしながら それでもイッショウケンメイ あまり懸命なので お皿の縁に残しておいた さっきテーブルに転がったグリンピーも マッシュルームと一緒に食べちゃった 気がつかない 気がつかない ベイカンの下に大嫌いなスウィート・ペパ が隠れていたって きっと後から胃袋だけが 「あ、シマッタ」と思うに違いない ・・・ もぐ もぐ もぐ もぐ モグ

          どうしても拭いきれない日常というもの

          母親を亡くした友人へ

          “悲しんでいる人たちは、さいわいである 彼らは慰められるであろう” と 誰かの慈悲深い言葉 だが 慰め方を知らない愚か者には 全くの空白になってしまう 一節 何を言っても 傷つけそうで 何をやっても 無駄になりそうで それさえ 忘れそうになる 安物の平素を装ってみても 結局 階段を踏み外したりしません様に 大切なものを失くしたりしません様に 時刻表を見間違えたりしません様に そして 扉の鍵が早く見つかる様にけれども 決して大きくはない明かりを持つことしか出来

          母親を亡くした友人へ

          満たされない欲求

          始め 瞼と顳顬(こめかみ)に 次第 咽から鳩尾(みぞおち)へと滲んで 最終的に 胃袋の柵(しがらみ )となるもの 私を愛してくれていそうな男がいる 私は別の男を愛していて 彼は私のことが好きで他の女を愛している 確認された今 力が亡くなった 確信する未来に 翼を震わせ 万が一の確率に もう一つの恋を犠牲にしてまで このGameの勝利を転化させないことには あまりにも淋しすぎて 私は消えてしまう

          満たされない欲求

          ドゥー・ダァー・デパートメントストアにて

          Flash入りの カンパリソーダ Beatの効いた ピッツァ Pureなソースを添えた ミンツゼリー を食べた “シャツ 白い地に 風のストライプ が入って います” “マフラー Deep gray に Goldのウェーブ が 素敵です” “パンツ スタンダードなシルエットに ファイティングポーズのポケット が付いています” エルフィンなフリル付きの ブラウス 歩くたびに夢がこぼれる スカート ステップを リズ

          ドゥー・ダァー・デパートメントストアにて

          いつか訪れる素敵な日の為に

          太陽が隣の 午後2時 からだに服の縞が灼け付く まとわりつく暑さにかこつけて 女の素肌に何て書いてある 「ちょっとしたことよ」 あの娘のサンダル 踵が汚れてる 雨の日に間違えて 履いちゃったのかも知れないし 視力が弱いから 歩道から 滑り落ちちゃったのかも知れない ダグはそう思ってた スティーヴもそう信じてた ニクはオレの親友で アルは今年の売れっ子で

          いつか訪れる素敵な日の為に