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タイの国花ราชพฤกษ์がタイ正月の訪れお知らせする🏵️

2024/05/02

タイの写真を整理していると、
至る所で黄色い綺麗な花を見かけたことを思い出し
なんという花なのか調べてみました。

すると、タイの国花、
「ラーチャプルック」(タイ語:ราชพฤกษ์)
という花だということがわかりました!🏵️

2001年10月26日にタイの国花となった
「ラーチャプルック」(タイ語:ราชพฤกษ์)。

タイの人々の間では、
花(=ドーク)は「ドーククーン」
木(=トン)は「トンクーン」と呼ばれていて、
“クーン”は、掛け算の“掛ける”
という意味があり、
“増える”や”倍になる”ということから、
縁起の良い木としても知られているそうです!

諸説ありますが、
家にこの木を植えるなら
南西の方角がよいとされています。

満開時には、まるで黄色いシャワーが
降り注ぐ様に見えることから、
「ゴールデンシャワー」とも呼ばれています。
私の泊まったホテルの近くに大きな木が生えていて
まさに、シャワーのように
高いところから藤の花のように
下がっている花びらがとても美しかったです✨

マメ目マメ科の落葉樹で、
高さは10〜15mほどの中型の多年生植物。
地方都市では道路沿いに「ラーチャプルック」
の並木も見られらそうです。
今度は並木も見つけられたら嬉しいです🥹

樹皮は滑らかで、薄い灰色や茶色がかった
灰色をしていて、
鮮やかな黄色の房状になった花は、
垂れ下がった花房が藤の花の形に似ています。

開花期は3月から4月で、
タイが一番暑い時期に満開になり、
毎年4月に祝うタイ正月“ソンクラーン”の
訪れを知らせてくれます。

4月から7月の結実期には、
丸みを帯びた細長い光沢のある
茶色の鞘状の実がなり、
この実は薬に使われることもあります。

また、樹皮、木、実を綿や絹の
染色に使用することもあります。

「ラーチャプルック」の黄色い花の色は、
仏教と栄光を表し、その温かい色合いが
国民の団結と和解の象徴にもなっています。

また、国花となった当時、
ラーマ9世の生誕曜日が月曜日であったことから、
月曜日のカラー=黄色ということで、
“国王の花”ともいわれています。

タイはとても明るい印象はありませんか??
私は、寺院巡りをしたせいもあるのか、
黄色や金色のイメージがとても強いのですが、
街の中で咲く国花「ラーチャプルック」が
印象づけの手助けをしていたのかもしれません。
日本のように四季はないものの、
タイ正月の訪れを知らせるお花を実際に
みることができてとても良い経験になりましたし、
また一つ勉強になりました📚

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