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CGアニメ映画 スーパーマリオ 制作者によって殺されたピーチ姫

♦★♦スーパーマリオとは?♦★♦

ファミコン人気を支えた人気アクションゲーム、日本人全員が遊んだ?
WII時代では海外でも売れに売れて世界的な人気者となった、すげえ
1990年代に実写の映画が作られたが、CGアニメ技術の発展もありめでたく完全な形での映画化となったようだ

♦★♦どんなストーリー?♦★♦

マリオとルイージの兄弟は水道を直す個人会社を設立した
さっそく仕事の依頼が舞い込む

犬に邪魔されて失敗、なんだそりゃ
しょげるマリオ、そりゃそうだ
そんなやさぐれた日々を過ごしてると地下水路から水があふれだし都市が水浸しになる事件が起きる
目を輝かせ現場に急行するとダッシュで下水道に潜り込む
これがマリオの本当にしたかった仕事らしい、どういうことだよ
しかし土管の奥に進んでゆくと光に包まれてしまい、マリオとルイージはピーチ姫のいるキノコ王国へとワープしたのだった
                                                              ■ショートカットするにもほどがあるだろ
■新手の裏技か?
■唐突な展開にさあこれからどうなる?

                                                                        異世界にとまどうマリオとルイージ、これ以外ないくらいのお決まりのリアクションだ
キノコボーイに連れられてピーチ姫と面会するぞ
なんでも巨大亀に求婚されているらしい、そりゃ大変だ
いさましいピーチ姫、なぜかマリオに惚れ込んでテストすることになった、おいサル顔やめろ
みごとテストに合格すると
援軍求めてドンキーコングの国へ向かう、ドンキーコングはアメリカで人気だったけどもよ
するとそこでもテスト、ドンキージュニアに拳で勝てってさ
もう、テスト、テスト、テストってプロゲーマーになるつもりかよ
そこでもマリオは見事勝ってみせる
そしてドンキー軍団を引き連れるといざカートで出発、残念、俺Fゼロ派なんだ
そんなこんなでマリオカートしながら進んでゆくと敵の妨害にあいドンキー軍団は全滅してしまうのだった
                                                                ■今までの苦労は一体?
■無限1UPならぬ無限ループかよ、ドラクエしたくなったじゃねーか

                                                             一人キノコ王国へ帰ってきたピーチ姫
そこにタイミングよく巨大亀の城がやってくる
もちろん求婚するために、おい身の丈をわきまえろよ亀野郎
しかしピーチ姫はひるまない
巨大亀の求婚を完全に拒否すると一人立ち向かう、そりゃそうだ
ピンチとなったそのときマリオが助けにやってくる、やっふー
殺し屋の鉄砲玉に狙われたマリオ、土管に誘い込んだはいいがまたまた時空が歪んでしまい
再び元の世界へと戻ってしまった、無限ループいいよね、無限ループ
                                                              ■さあ、最後の対決だ
■どうなる怒涛のクライマックス

自分の世界に戻ってきたマリオ
重力のせいか思うように力を出せない
巨大亀にノックアウト寸前、ブラザーズの連係プレイでスターを手に入れて
大逆転勝利だ、やっほーい

♦★♦最後に演出的な話♦★♦

と言っても完全な子供向けで特に語ることがなかったりする
CGアニメ、キレイだしよく動くしよかったよね
シーンの変わり目とかこだわってたなあ
でもCGアニメの限界か、子供向けだからか
表情が単純すぎると言うか、感動的なシーンでもあまり心に響いてこない
                                                             ■表情って大事、ピーチ姫のサル顔とか!!

動きもこだわりを感じたぞ
なんせマリオだから、BダッシュBダッシュ
全編スピード感を大事にしてるのはわかった
アクションシーンもテンポよく、無駄のない洗練された動き、
あれ全部手で動かしてるんだろ?職★人★技
でもさ、でもさ、でもさ、一つだけ言わせてくれ
                                                              ■プレイがうますぎんだよ!!                                                            

なんか人間味を感じない
そりゃミスシーンもあったけどさあ、ギャグの為であったりするわけで
アクションゲームってさ、同じステージを何度も何度も繰り返しプレイして
だんだんとうまくなってゆくわけじゃん?
その攻略の過程が見られなかったのがイマイチの理由かも
こんなこと言うと映画とゲームは違うだろ!!
と言われそうだが、それはそうだが
                                                              ■だってCGアニメってゲームグラフィックじゃん

まあようするに何が言いたいかと言うと
                                                              ■ゲーム遊んでたほうが楽しいよね

と言うことに尽きるのだ
こういう形での映像化する意味あったかな?
お祭り騒ぎで楽しいとは思うけど、あまりにも中身が幼稚すぎて映像作品としては評価しようがない
ピーチ姫がおてんばなのはいいんだけど、社会的圧力もありそうだし
でも

サル顔じゃなかったらもっとおもしろかったかもな!!

ピーチ姫を助けると言うシチュエーションはゲーム内で最大の動機だったはず
もちろんそれを一番の目的で遊ぶプレイヤーは少ないだろうけど
物語となるとそうはいかない
まるでプレイヤーが操るゲーム内キャラのようにヒーロー化されたピーチ姫
おまけにサル顔
助けられるヒロインが不在の世界
マリオは一体何のために命を張って戦っていたのか?
巨大亀を倒すためではないはずである
ゲームと映画にはBダッシュでは越えられない壁があるのだ・・・せめてサル顔じゃなかったらな!!

★おわり★

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