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からだとこころのサインに気づく

メンタルの不調について通院をするようになってから2年ほど。
とりあえず、ちょっとずつでも回復していくために通院と服薬を継続しつつ、自分のいろいろなサインを見直すことも始めました。
そうすると、ビックリするくらい調子を崩す時には「からだに出てきている」ことに気づきまして。

睡眠がとりにくくなる、や食欲が落ちる、というようなこともあると思うのですが、私の場合には「耳たぶの皮膚が荒れる」というサインが調子が悪い時に現れます。
自分でも最近気がついたのですが、「耳たぶのところがかゆい…」と思ったらだいたい調子が悪くなる前兆です。

からだの調子も悪くなればこころの調子もそんなに上向きにはならないはずで、そういう時「や…休もう!」という方向へ進むことを決意するようになりました。
以前は「ちょっと疲れてるくらいならまぁ…気にせず栄養ドリンクでも飲んでおこう」というような発想でしたが、最近は「寝よう」「休もう」「今は無理しない」と思うようになりました。

疲れすぎる前に休むことで、こころの調子をガクンと崩さずに済ませることができるようになってきた気がします。

子どもの頃から、思い返せば耳たぶの皮膚は荒れやすかったんです。
小児アトピーだったので、皮膚科によく通院しており、耳たぶの皮膚が切れてきてしまうので薬をもらっていました。
ひじやひざの関節の部分には汗がたまりやすく、特にかきむしってしまうので、夏場が本当に苦手なのを思い出します。

病院の先生は肌が荒れに荒れ、かきむしってしまっていても、叱らず優しく診察をしてくれるおじいちゃん先生でした。
夏休みに病院に行くと、夏休みの宿題の話になり、絵画作品が終わっていないことを話したところ…
先生はニッコリ笑って「白い画用紙に赤い点を2つ描いて提出したらいいよ!」と仰いました。


こんな感じですかね…

「これ何かわかる?」と尋ねる先生でしたが、私が首を横に振ると、「これはねぇ…冬の雪の中にいる白いウサギだよって学校の先生に言ったらいいよ!」と先生は笑いました。

「宿題は無理しないで、いっぱい遊びなさいねぇ」とアドバイスをくれる先生でした。

大人になり、小児アトピーの症状は改善され、疲れた時に耳たぶの皮膚が荒れているのを見て時々その先生のことを思い出します。
その先生もそういえば「無理しない」と言っていたなぁと…。

自分の限界ってどのあたりなのか、実を言うとよくわかっていない気もするのですが、今しばらくはこの「無理しない」というルールにそって、耳たぶの皮膚が荒れないように気をつけています。
休み方もこれからいろいろ身につけられたらいいなと思うのですが、とりあえず今はお気に入りのクッションとタオルケットを持ってゴロゴロすることを増やすことにしています。

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