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専門性を極めるときに、心に留めておくこと

こんにちは、しがサラです。

日本企業においても、雇用形態がこれまでの終身雇用制度からジョブ型での雇用へ移行しつつあります。

そのような中で大切なのは、専門性を高めるということ。

私も人事の道を極めるために、転職した訳ですが、営業でも研究でも技術でも専門性はそのまま報酬に直結します。

では、専門性を磨くために、ただ同じ分野の仕事にひたすら向き合っていればいいかと言うと、そうではありません。

解説していきます。


視野の広さ

これが1番大切です。
これは専門性の中での視野の広さではありません。

専門外における知見という意味合いです。

私は、前職で営業と人事歴がちょうど半々でした。

ですので、最前線における従業員の苦労や悩みというのを身をもって実感しています。

それは、人事企画の仕事をやる上で非常に役に立ちました。

これが、人事一本のキャリアで来ていたらどうなっていたか。
おそらく、全く通用していなかったと思います。

転職もきっと納得の行く結果にならなかったかもしれません。

それほど、営業(他分野)の経験は貴重でした。

専門性というのは、一つの道をひたすらいくことではありません。

柱を1つ持った上で、他分野の知識や経験をミックスさせる。
いわゆる、クロスファンクションが大切です。

その経験がないと、これからの時代は淘汰されていきます。

淘汰されていくことは、以前リスキリングの記事でも解説しました。


専門性をどこで活かすか

これも非常に大事な視点です。

組織の中において、自分の専門性が何に役立つのか。

これを日々考えることです。

ただただ、磨くだけでは、組織の業務構造や変化に適応できない場合もあります。

急速な技術の進化や業界の変革に対応できないと、専門職のスキルが陳腐化し、役割を果たしにくくなることがあります。

専門性だけを追求することのリスクとして、もう一点あります。

それは、企業文化との不一致です。

自分で会社を経営していない限りは、郷に入っては郷に従うことです。

企業文化が専門性を十分に評価せず、総合的なビジネススキルや人間関係構築を重視する場合、専門職の方が十分な評価を受けにくいことがあります。

こんな不遇な結末にならないように、するためにも自分の専門性をどこでどのように活かしたいかは大事なことです。


以上、専門性を極める時に心に留めておきたいことでした。

私も所属している企業体が大きいので、部門外の人と接点が少なく苦労しています。

自ら動かない限りは情報が入ってこないので。

是非、ご参考にしてください。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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