ふなこ

2児の母。 保育士&管理栄養士、保育施設勤務中。 乳児保育、学童保育、保護者支…

ふなこ

2児の母。 保育士&管理栄養士、保育施設勤務中。 乳児保育、学童保育、保護者支援、職員マネジメント 時々、非常勤講師(短期大学) ママカフェ認定ファシリテーター これまでの迷いの軌跡や毎日の気づきを徒然と書き綴っています。 子育てに関する発信が多めです。

最近の記事

面白メガネのススメ #170

「〇〇ってさ、いろいろつまらないなって思うほうやねん」 朝食を食べながら、つぶやく小2の長男。 「へえ、何で?ママは面白いと思うけどなぁ。」 「それは、ママが面白いだけや」 将来は、お笑い芸人か落語家になりたいとふんわり考えているくらい、面白いを求めている息子。 それなのに自分の周りのあれやこれやはどうやらつまらない。 「〇〇はつまらないと思ってることも、ママにはめっちゃ面白いで。それって、どういうことやと思う?」 そのカラクリを息子に教えることにした。 「ママは面白メガ

    • 子育て相談(力が入りすぎる赤ちゃんの力の抜き方)#169

      保育園、子育て関連施設に勤務しているということもあり、いろいろな方から相談を受けることがしばしばあるのだが、私はその相談にのるのが結構好きだ。 私自身の承認欲求が満たされるというのもその理由かもしれないが、相談を受けるときは誰であれ、話してよかった。相談してよかった。そう思ってもらいたくて最善を尽くす。 ある日、3か月の子どもを連れて、園見学に来られた夫婦は、子どもがモロー反射をしすぎているのではないかと心配していた。 モロー反射とは原始反射のひとつで、重力と頭の関係に反応

      • 私は暇だということに気づいた話 ♯168

        時短だとか、タイパだとか、効率化だとか、そういうものにいつも心惹かれて、便利グッズを買ってみたり、倍速再生してみたり、そういうことを散々、やってきた。 ワンオペではないにせよ、フルタイム勤務のワーママ、忙しいだとか、時間がないという言い訳をついついしがちだ。 本当に、忙しくて時間がないと思っていたけれど、それは思い過ごしだということに気付かされた。 この夏に、息子がポケモンGOを始めて、出勤前と夕食後に一緒に散歩をするようになった。 息子はゲームをしたいし、母はウォーキ

        • プロとしての心得#167

          勤務先の保育園でのこと。 一時保育を週に2回ほど利用している1歳半の女の子のお母さんが、お迎えに来るなり「ちょっと聞いてください」と駆け込んできた。 役所の1歳半健診に行き、そこでどうやらいろいろと指摘をされた上に、このままでは後々、お友達とコミュニケーションをとるのに大変だと脅されたようだ。 お母さんいわく、指摘されたのは、指さしをしなかったことと、言葉が遅いことだそうだ。 お母さんだって、これまで特に心配なんてしていなかったのに、健診で言われたひと言に、ちょっとし

        面白メガネのススメ #170

          直感磨き #166

          なかなか決断できない。 何かを選ぶときにとことん、悩む、吟味する。 どっちが自分に向いているだろう、損したくない、得するためには? せっかくお金を払うのだからと、コスパを気にしていろいろと下調べをする。 時間をかけて選んだところで答えがでてスッキリするのならいいけれど、悩むということは、即決に踏み切れない何かブレーキがあるということだ。 「めちゃくちゃ悩んだけれど、決めてよかった。」ならば、結局その悩んだ時間がちょっともったいなくて、さっさと決めればもっと良かったのだろう

          直感磨き #166

          続かない私の目標設定 #165

          目標達成のためのプログラムに参加している。 どうにかして自分を変えたいと思って、結構な自己投資をした。 最初はnoteを毎日書くこと、これを目標にした。 周りに宣言するだとか、報告しあうために、最初は律儀に続けていたけれど、そのために睡眠時間が削られ、本末転倒になってしまった。 執筆時間を減らし、短時間で書くことを試みたけれど、中途半端に完璧志向という矛盾しまくりな特性が邪魔をして…時間短縮は難しい。 次に、身の回りの環境美化、つまり素敵な家づくりを目標とした。 カーテン

          続かない私の目標設定 #165

          ないものねだり #164

          年長長女の保育園最後の運動会が近づき、休暇をとって保育参加をしてきた。 子どもが通う園の運動会は、日々のくらしの延長線上にあって、いわゆるお遊戯のようなものはない。 年少クラスからは、ひとりずつ名前を呼ばれ、これまで取り組んできたものを保護者の前でひとりずつ披露していくというスタイルだ。 何をするかというと、丸太わたり、高台ジャンプ、鉄棒などなど、ある程度の基本的な型をベースに、子どもたちの姿や担任の思いなどが反映されて構成されているようだ。 子どもがまだ乳児のころは、運動

          ないものねだり #164

          息子にゲーム仲間に誘われた#163

          些細なことから始まる兄妹の小競り合い。 先日は、残りもののコロッケを誰が食べるかで揉めかけていた。 母親の「半分に分けよう」という提案は、妹には通用せず、「全部食べたい」と強く主張しだす。 兄は、そんなやりとりが面倒だと思ったのか、「もういい」と妹に譲る。 エスカレートする前に、兄があっさりと譲歩することが多くなってきた。 感情コントロールが苦手で癇癪を起しやすかったことを思うと、随分成長したなと思う。 「いいの?よく譲ってあげられたね。きっといいことあるわ」 「えっ?」

          息子にゲーム仲間に誘われた#163

          意味不明な試験問題があるワケ #162

          学生時代に幾度となく受けてきた試験のなかには、出題ミスやら、解釈の仕方がいろいろあるなど、変な問題が紛れていることがよくあった。 出題ミスだと全員に加点されることが多く、私はその恩恵を受けることも多かった。 そもそもそういう問題が紛れていたことにさえ気がついていないことの方が多く、試験後に友人たちが「おかしいよね」と話すのを聞いて、乗っかって同調し「意味わからん」なんて憤るフリをすることも多かった。 ただ、ちゃんと勉強して試験に臨んだときはやはり、そのおかしさに気づき、動

          意味不明な試験問題があるワケ #162

          進級テストに落ちてたくさんの気づきを得た話。#161

          先月から、水泳教室に通い出した小2長男。 息子のスクールでは、最初のレッスンで簡単な泳力チェックがあり、そこでクラス分けされ、自分のクラスのワッペンを貰ってくる。 次のレッスンまでにスイミングキャップに縫い付ける必要があり、母は久しぶりの針仕事をすることになる。 最初に彼がもらったのは、数字の級ではなく「イルカ」だった。 早く数字の級に上がりたい。 スクールでは、進級テストが2か月おきに実施されていて、たまたま入会月がテストの実施月だということもあり、1回目の進級テストが

          進級テストに落ちてたくさんの気づきを得た話。#161

          「いつでも手伝うよ」の落とし穴 #160

          勤務先の保育園では、毎月のお誕生日会やら季節の行事があり、正職員の保育士が交代で担当して、子どもたちに出し物を披露している。 保育士の資格はあるけれど、普段は事務仕事や保護者・見学者対応をすることがほとんどで、たまに抱っこや授乳のフォローなどで手伝うことがあっても、毎日の保育の第一線には立っていない。 園の行事に関して、ことあるごとに「手伝うよ」と言っている。 ところが、なかなか手伝ってほしいという声がかからない。 何か頼まれるとしたら、抱っこ要員でない限りは、帳票の作

          「いつでも手伝うよ」の落とし穴 #160

          元気とは何か #159

          元気ってなんだ? 健康と言われると、学生の頃、何度とかWHOの定義を暗記したこと、その時に「単に病気だということではない」と先生が強調していたことを思い出す。 いま流行り(?)のwell-beingも随分と昔に学んでいたのだなと気づく。 元気とは、もともとは 病気の勢いが衰える「減気」だったそうだ。 その後、治療の効果が表れることを意味する「験気」となり、 活動の「元」と言う意味で「元気」と言うようになったようだ。 自分のありたい姿、目指す姿と言われると、いつもご機嫌

          元気とは何か #159

          職場がパワースポットだということに気づいた話 #158

          子どもは親のことをよく見ていて、自分と一緒にいて親が笑顔なら 「僕(私)のおかげで、ママ(パパ)が笑顔だ」ということが嬉しくなる。 そして「自分には価値がある」と思える。 こういったことで、子どもの自己肯定感を満たされていく。 家庭でももちろんそうだし、職場でも子どもたちの笑顔からいつも元気をもらっている。 大人が先に笑うこともあれば、子どもの笑顔につられて笑うこともあり、私は職場でしょっちゅう笑っている。 ニコニコの循環をたくさん起きると、幸せだなと思う。 職場で保護

          職場がパワースポットだということに気づいた話 #158

          愚痴でモヤモヤを発散しようとすることのモヤモヤ…#157

          ストレスは溜めすぎず、小さいうちに発散させる。 大事よね。 私の場合、ストレスは職場などの人間関係に起因するものがほとんどだ。「ストレスから解放された」「ストレスフリーな毎日」だなんて、さらりと言ってみたいけれど、残念ながらその域には全く達しておらず、毎日どこかでモヤモヤとしてしまっている。 ストレスをどうやって発散させるのか? 方法は調べればいろいろあるけれど、、、 例えば、運動や瞑想を習慣にする。 いいな、と思うけれど、なかなか習慣に出来ていない。。。 私は、自分

          愚痴でモヤモヤを発散しようとすることのモヤモヤ…#157

          子育てと職員マネジメント#156

          人は何にストレスを感じるか。 私の場合は、圧倒的に人間関係によるものが大きい。 そして、子育てにはほとんどストレスを感じていない。 この違いは、どこにあるのか? 確かに、子育てをしていると、子どもが言うことを聞かない。勉強しない。だとか、あれこれ出てくることはある。 まだ自分の子どもが幼児と小学校2年生と幼いこともあるだろうけれど、 「子ども(子育て)ってそんなものでしょ」という考えが前提にあるからなのだと思う。 子どもは、何をするかわからないし、想定外の出来事が起き

          子育てと職員マネジメント#156

          ポジティブvsネガティブ #155

          ポジティブvsネガティブ そりゃ、ポジティブがいいに決まっているよね。 ポジティブシンキング、ポジティブ変換。 できるだけプラスな環境にしようとする。 マイナス言葉は使わない。 それは知っている。 知識として知っていたも、気質というものはなかなか変わらない。 私自身、どちらかと言うと物事をネガティブに捉える傾向が強い。 ポジティブ人間には憧れるので、他人と比較せず、ありのままの自分を認めるだとか、言動を変えてポジティブな考え方の癖をつくるように意識してきた。 そうやっ

          ポジティブvsネガティブ #155