見出し画像

2つの頭の良さ

まだ社会人にもなっていない若造の考えだけど、僕は頭の良さは大きく2つに分けられると思う。それは、

  • 頭の回転が速いという意味での頭の良さ

  • 思慮深いという意味での頭の良さ

だ。


頭の回転が速い

これは、地頭が良いという意味に近い。知識云々じゃなくて、脳のスペックが明らかに高い人のこと

僕の周りにもいる。分かりやすい例で言うと、会話が面白い人だ。

人を笑わせるには、頭が良くないとできない。ユーモアセンスが高くて、周りを簡単に笑わせることができる人は、間違いなく地頭が良い。

そういう人たちと会話していると、「頭の回転が速いな、真似できないな」と感じる。

お笑いを勉強したり、場数を踏んだりしたりすれば、カバーできるかもしれないけれど、基本的には地頭の良さで決まっていると思う。



あと、数学的なセンスがある人もそうだ。全然勉強しなくても、抽象的で難解な数学の話をすぐに理解できる人がいる。

彼らも地頭が良いに違いない。努力でカバーできるレベルじゃない。


他にもいろいろ例があると思うけど、これぐらいにしておく。次に、思慮深いという意味での頭の良さについて述べる。




思慮深い

知恵がある人というイメージかな。洞察力と判断力があって、意思決定が優れている人だ

達観している人も、ここに含まれる。思い込みや偏見にとらわれずに、冷静に物事を見れる人。

どちらかというと、若者には少なくて年配の方に多いイメージだ。

そういう方たちは、いろんなことを経験する中で、知恵が研ぎすまれていったのだと思う。頭が凝り固まってしまう人たちも、いるけど。


僕のおばあちゃんなんかも、そんな感じの人だ。勉強は苦手だったらしいけど、生き抜くための知恵というか処世術みたいなものを、たくさん持っている。

社会に出てからは、知識よりもこのような知恵が大事だと思う。そして、学校の授業だけでは、その知恵は学べない。

なので、話せる時にたくさん話して、その知恵を学んでおきたい。




目指すところ

以上、2つの頭の良さを述べた。そして、僕はその2つのうち、思慮深いという意味での頭の良さを、身につけたい

頭の回転の速さは、生まれ持ったものが大きいので、自分ではどうしようもできない。

自分は地頭が良くないので、これは諦めるしかない。


でも、思慮深さは身につけられると思う。

どんな時に判断を誤りやすいかとか、心を平静に保つのにはどうすればいいかとかは、日頃からメモを取って記録することで、分かると思う。

自分が文章を書いているのは、そういう面もある。


また、いろんな人の意見を聞き入れたり、いろんな本を読んだりすることで、偏見や思い込みを減らせると思う。

いろんなことにチャレンジすることも、大切だ。全く違うものの見方が、できるようになるから。




言い忘れていたが、地頭だけが良くても、思慮深さがなければ危険だと思う。

オウム真理教の幹部には、めちゃくちゃ頭が切れる人が多かったそうだ。だけど、そんな頭の良い人たちでも、判断を誤ってしまった。

頭が良くても、カルト教団に入ってしまうことがある。これは、思い込みや偏見にとらわれて、視界が霧がかっていたからだ。



思慮深い賢人に少しでも近づけるように、日頃から自分が思い込みに支配されていないか、気をつけたい

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?