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ぼんやりした不安

最近、将来に対するぼんやりとした不安を感じる。性急に対処しなければならない問題が、あるわけではない。修士論文を書いたり、引越しの見積もりをしないといけなかったりと、めんどくさいことは確かにある。けど、なんて言うか、こう、ぼやっとした不安が芽生えてくるのだ。

何なんだろう、これ。もしかして、周りも似たようなことを実は感じていて、自分はたまたま、これまでその感情を経験していなかっただけなのだろうか。春から始まる新生活を、恐れているのかな。人間は現状維持が大好きだから。

 

どちらかというと、楽観的に未来を見れるタイプではない。「こうなったら嫌だな」と、悪い状況を想像してしまいがちだ。その思考のクセとでもいうべきものが、このぼんやりした不安を生み出しているんじゃないかと思う。希望に満ち満ちた気持ちで新年を迎えたかったが、そんなにうまくいかないみたいだ。

エッセイを書き、「読者を笑わしてぇ」というモチベーションもわいてこない。ただ自分の頭の中を整理するために書き始めたが、ぼんやりした不安もすこし消えていった。やはり、自分を見つめるためには、書くことは大事な作業だ。

 

環境が変わることは不安なことも多いけど、新しい変化が起きる可能性もたくさんはらんでいる。学生のような自由な生活はできなくなるだろうけど、社会人としての別の楽しみが生まれる。経済的な余裕も、学生時代よりは生まれるだろうし。

仕事も大変だろうけど、「社会貢献できている」という実感も増えると思う。キラキラした仕事ではないけど、技術職として、学生時代に学んだことを社会に還元したい。

なんかものすごくまじめな文章になっているね。まあいいや。

 


現状維持に後ろ髪を引かれそうになるが、新しく変わる生活にちょっぴりでも希望を持っていたい。

ああ、恋愛もしたいな。キュンキュンしたい。

こんなどうでもいいことをダラダラ書いていたら、新生活も悪くなさそうだと思えてきた。ありがとう、文章。


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