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赤ちゃんが泣くということ

前回の、出産後に続いて、長男を産んだ後のお話です。

私は、総合病院での出産でした。
夜の7時に出産して、翌日から母子同室。顔を見たいときに見れて、幸せな気持ちと、不安の気持ちの両方がありました。

とにかく長男は泣き声が他の赤ちゃんと比べて大きく、同じ泣いているのでも、2倍の時間泣いていると思ってしまうくらいでした。

赤ちゃんが泣くと、おむつの替えは大丈夫か、おなかは空いていないか、などを確認して、どれも大丈夫であれば、抱っこして落ち着かせていました。
24時間、時間は関係なくだったので、休みがないとはこういうことなのかーと言葉の意味が理解できました。

入院、何日目かの夜、私はお手洗いに行きました。2人部屋でしたが、部屋の中にはお手洗いはなく、部屋を出て、少し離れたところまで歩いていきます。お手洗いの中にいるときに、元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえました。
どこの子も、元気な大きい声で泣いているから、安心したーーと思いました。なかなか泣き止まないので、どこも同じねーと思いながら、部屋に戻ろうと廊下を歩きました。

泣き声が、だんだんと大きくなってきました。なんだか嫌な予感。
部屋に戻ると、自分の子が泣いているのでした。

おー、そういうことかーー。うちの子ですかーー。
とりあえず、抱っこして落ち着かせました。

やっぱり泣き声大きいなーー。
今考えると、元気な証拠と思えるんですけどね。。。

5日間の入院の後、自宅に戻りました。アパートだったので、特に夜に泣くと、ひやひやしました。

育児本では、赤ちゃんが泣くのは理由があるようなことは書いてありましたが、おむつを替えても、ミルクを飲んでも、泣くときは泣いていました。
なんとか泣き止まさないと、と思って必死でしたが、赤ちゃんはしゃべることが出来ないので、今考えると、ただの表現方法だったのかもしれません。

育児経験のある方から、「大きくなったら子供に、赤ちゃんの頃、すごく泣いていたことを伝えたら、笑い話になるよ。本人は何も覚えてないしね。」というような事を言われました。その言葉に救われました。

そして今は私がその言葉を実際に子供に伝えています。子供は「えーそうだったのーー?」と笑っています。

必死で泣きやまさないと、と思ってつらい時期もありましたが、1人目の育児を終えると、泣くのも個性だなと思えるようになりました。

子供が成長するのと同じように、親も子供から学ぶことが多いですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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