私なりの休職して良かったこと

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか、nekohinnです。
私は入職1年未満で適応障害と診断され、休職している新卒看護師です。
今日はタイトルにもあるように、私なりの休職して良かったことを書いていきたいと思います。

この記事を書くにあたって、私自身、休職って聞くとなんだかマイナスなイメージを持ちました。実際、休職すると決まってから「一体どうなっちゃうんだろう」という漠然とした不安がありました。

でも、実際は違いました。
仕事をしている中で経験出来なかった体験や感情を得ることが出来ました。休職している中で「あ、休職して良かった~」って思うことも多々あります。多分、これは「休職して良かったんだぞ~」と自分に言い聞かせるものだと思って書いていきます。笑

もし、このnoteを見ている方で休職している方や、これから休職する方に、「休職して正解だったんだよ」と声を大にして伝えたいです。

さて、私なりの休職して良かったことを目次に挙げてみました。・・・結構たくさんありますね笑笑。自分でも書いていてビックリしました。休職前では考えられないことばかりです。

他の記事でも書いているのですが、休職前の私はご飯を美味しいと感じない、趣味のアニメや漫画も見れない、休日でも仕事を考えて泣く、友達や彼氏にlineで死にたいと送る、など皆さんがイメージするような鬱状態でした。毎日毎日何のために生きてるのかなぁ、と考える日々でした。それでも、私がこうしてnoteに自分のことを書けて、毎日ゆるく過ごすことが出来るのは休職期間を得て自分とじっくり向き合うことが出来たからだと思います。

ぜひ、休職されている方は自分なりの休職して良かったことを思いついてみてください、そして私のコメントにでも書いてみてください笑。他の人のnoteを読むのも嬉しいですが、記事を書いていない方の意見もきいてみたいです。

手帳を週間化できた

年初めに買ったマンスリー手帳を使って何か出来ないかな~と思っていたのですが、ネットの記事に「スリーグッドシングス」というものを見かけました。それは寝る前に一日の中で良かったこと3つを書く、というものです。

このスリーグッドシングス、やってみてとても良いじゃん!と思い、書かない日もありますが手帳に毎日3つ良かったことを書いています。寝る前に書く事によって「今日も良い一日だったな」と思えるようになります

また、「今日は手帳に書けることを探すぞ」と一日の中でイベントを意識的に作ることも出来るので、一日を何となく過ごすことを防げられます。加えて手帳に書くことで「この日こんなことあったな~」と振り返ることも出来るので、思い出も増えていく感覚で嬉しく感じます。

ヨガを趣味にできた

運動不足の解消目的でヨガをはじめてみました。最初はYouTubeで見よう見まねで始め、先日はヨガの体験教室まで行くことができました!

運動不足の私ですが、ヨガくらいの強度で行う運動はとても気持ちが良いですし、リラックス効果もあるということで、毎朝10分だけ行っています。

ヨガをやっている時は身体を動かすことに専念できるため、頭の中のモヤモヤがスッキリしていく感覚があって、運動を始めたい方や初心者にもオススメです。

読書をすることで勉強になった

次は読書です。読書は高校くらいがピークで、大学に入ってからはほとんど読んでいませんでしたが、休職期間中に何冊か本を買って読むことが出来ました。

最近話題になっている小説から、ビジネス書、ストレスに対する内容まで様々です。ビジネス書はストレス発散方法なども書かれてあるので勉強になります。復帰後の不安なども少し軽くなるので、読書も暇つぶしに最適です。

映画で考えさせられた

映画も新たな趣味の一つになりました。先週、瀬尾まいこさん原作の「夜明けのすべて」を観て来ました。PMSを持つ主人公と、パニック障害を持つ同僚の2人が寄り添い合っていく物語です。これは原作を読んでから「観に行きたい!」と思って映画館に行ってきました。

ネタバレにならない程度に書きますが、パニック障害を持つ同僚に対し、主人公が「パニック障害になって良かったことって何?」と問うシーンがあります。パニック障害って聞くと大変だとか、辛いことが多いイメージがありますが、主人公は「パニック障害で良かったこと」を聞いてくるのです。

映画を観終わってから、「私なりの適応障害になって良かったことってなんだろう」と思うようになりました。少なからず「休職することで、自分を大切にできた」ことは良かったことなのかな、と考えました。障害って大変だけれど、付き合い方によって捉え方が変わってくるんだな、と思えるような映画でした。

普段作れない料理を作った

仕事をしている時期はお昼を食べる余裕もなく、お弁当の半分を残し、飴やチョコを食べて空腹を紛らわしていた毎日でした。おかげで午後のコンディションは最悪でしたし、入職して半年で6kgも痩せてしまいました。

休職してからクリニックの先生に「無理して食べなくて良いから、好きな物を食べなさい」と言われていました。仕事から離れることで食欲は少しずつ戻っていきました。

家に居る時間が長くなったことで、料理に時間をかけることが出来ました。今まで作ったことのない味に挑戦したり、料理を家族に振る舞うことで達成感を感じることが出来ました。節約にもなれるし一石二鳥です。

旅行に行けた

4月に入職してから12月まで県外での旅行に行ってなかったので、休職して2回ほど旅行に行けました!入職してからはお金はあまり使わずに貯金していたので、幸いにも休職しても生活していけるほどの余裕がありました。

自分が行ったことのない土地、地域ならではの料理、景色。心も体もリフレッシュできました。そして、家に帰って「やっぱり家が一番!」と再認識できた旅行でした。

自分に優しくなれた

最後は自分に優しくなれた、です。今まで仕事で怒られたり、失敗すると自分を追い込んでしまっていました。また、師長さんから「有休は病気とか怪我をした時に使いなさい」と言われていたため、わざわざ有休を取って休むことがほとんどありませんでした。今考えると本当におかしかったな、と思います。

休むことは甘えじゃないし、きちんと休むことで仕事を前向きに取り組めるのではないかな、と休職を経て思いました。どんなにメンタルが強くても、根性があっても、休まないと人は折れてしまう。当たり前でも当たり前に出来なかった私。復帰する時は、たくさん休んでリセットして取り組んでいきたいと思います。

復帰まであと一ヶ月を切りました。私はなんだか前向きに過ごしています。

では、また。

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