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(初耳👂)男性・女性で飲む量が違う薬がありますよ!

 皆さんが飲む薬、ほとんどの薬💊では男女差がありませんが、幾つか
男性・女性により飲む量が違うものがあります。代表的なものを紹介
します。
 1つ目は、糖尿病治療薬 アクトス錠(ジェネリックではピオグリタゾン錠)、普通は1日1回15~30mgを飲みますが、女性では15mgから始める様
になっています。これは 女性の15mgが男性の30mg/日の効果に匹敵する、女性の方がむくみが出やすいのが理由です。
 2つ目は、イリボー錠と言う下痢止めの薬です。これも女性量は、男性の量の半分です。最初は男性患者のみに許可2008年)され、女性に使えるのは 2015年になりました。薬を飲んだ時に男性の方が、体内で薬が早く分解されてしまうことが理由です。
 女性の方が腸管が長く、食べ物や薬の移動が遅く、その分、体内に吸収
される量が多くなる傾向があります。
 ご主人又は奥様が、同じ病気だから・余っているからと自分に出た薬を
勝手に譲ったりすることは、危険ですから絶対にしないで下さい


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