見出し画像

2024.02.11 蔵王 熊野岳の登山記録(途中撤退)

まえがき

蔵王 熊野岳を目指しましたがホワイトアウトにより、わざわざ山形まで行って、40分ほど散歩して帰ってきました(涙)
往復2時間程度と高尾山レベルやんけ〜楽勝だわと思っていましたが、なめてました。



YAMAP


スケジュール

2/11
00:05 バスタ新宿出発
07:10 蔵王温泉到着
09:20 地蔵山頂駅
09:37 地蔵岳
10:00 地蔵山頂駅


地蔵山頂駅までのアクセス

新宿から蔵王温泉までは夜行バスで移動し、蔵王温泉から地蔵山頂駅まではロープウェイで移動します。

夜行バスはジャムジャムエクスプレスの4列ゆったりトイレ付【プレミアムコンビ】を利用しました。料金は6800円で、足置き場あり、アイマスクあり、スリッパありと非常に快適なバスだったのでゆっくり休めました。
トイレ付きだったので、サービスエリアで乗客が降りはせず、ずっと車内にいたので、事前に水などは購入しておきましょう。

蔵王温泉からのロープウェイは往復3800円です。蔵王温泉から樹氷高原駅を経由して地蔵山頂駅まで行くのですが、蔵王温泉から樹氷高原駅がゴンドラがたった2台しか激混みします。私は朝早かったので、蔵王温泉からのゴンドラの待ち時間は30分くらいでしたが、下山したときは3時間以上の待つんじゃねという大行列ができていました。行くなら朝一で行くのが良いでしょう。


天候と服装

もともと蔵王は天気が良い日が少なく、この日もホワイトアウトで視界は10mほどではないかと思います。リフトのお兄さんに聞いたら、これで普通ぐらいだそうです。

服装は、着込んで暑いのは脱げばいいだけなので、寒さに対応できる装備でいきました。
上は半袖Tシャツにスキー・スノボー兼用できるウェアを着て、さらにその上にダウンを着ました。下はスキー・スノボー兼用できるウェア1枚でいきました。さらに着込める準備はもっていきましたが、これで程よい感じでした。


感想

2/11
00:05
バスタ新宿出発します。
バスを待っている時にツレが先日誕生日だったので、ケーキを。本当は山頂で食べようかなと思ってましたが、潰れそうだったのでさっさと食べました。ちなみに蔵王まで持っていても寒すぎて山頂では食べれなかったでしょう。


3連休中なので、もちろん満席。少し車内は暑かったですが、朝までぐっすりしました。

07:10
蔵王温泉到着です。ここでは非常に天気は良好です(ここでは)

朝ごはんを食べて、装備を整えてロープウェイに並びます。営業開始が8時半で8時くらいから並んでも30分ほど乗るまで待ちました。ちなみに朝はスキー・スノボーと登山客がほどんどで、私が下山したときに並んでいる人はほぼ樹氷とか観光目的の格好の人ばっかでした。


蔵王温泉から樹氷高原駅までのロープウェイはギュウギュウに詰め込まれるのですが、景色はここが最もよく見えます。

樹氷高原駅から地蔵山頂駅までは本数が多く、すぐに乗れますが景色が見えなくなっていきます。。。

09:20
地蔵山頂駅に到着です。クソ寒い。
素手でアイゼンをつけたのですが、寒すぎて指が凍ってしまいそうでした。

雪も若干降っており、ゴーグルは必須です。ゴーグルがあれば、もう少し見えるようになります(ただし雪が)

YAMAPで行動を開始して、いざ出陣。道らしい道はないので、他の登山人の後ろをついていきます。ただし、その人たちも間違えている場合があるので、しっかりルートは自分たちで確認しましょう。

傾斜のあるところではアイゼンの前歯を突き刺して進んでいきます。にしても視界が悪すぎる。。。
素肌を出すと凍ってしまいそうなので、鼻以外を装備で覆いました。

危険箇所はないのですが、視界がマジでないので遭難しそう。

場所によってはズボッと足をとられるところもあります。

樹氷と私

樹氷は意外と大きいです。

私は10本足軽アイゼンでしたが、スノシューの方が多かったです。

09:37
地蔵岳に到着です。地蔵山なのか地蔵岳なのかよくわかりません。
視界が非常に悪いのですが途中から目印の棒が立っていたので、それを辿っていきました。

そこから熊野岳に進もうとしたのですが、周囲を見渡すと一面真っ白でした。ゴーグルをつけるともう少し見えますが、雪しかありません。
YAMAPで地図を確認しようとしても寒すぎて1分くらいしか素手を使えません。
非常に悩みましたが、撤退することにしました。こりゃ遭難するわ。。

このまま帰るのもちと悲しいので、写真だけ撮ります。寒すぎるので、すぐに写真を撮って手をしまいます。
雪にダイブ!

まじで何も見えぬ。
帰りもルートがわからなくなって少し迷いました。

10:00
地蔵山頂駅まで撤退です。

さらに蔵王温泉まで撤退して休憩している時に気が付きましたが、ペットボトルの水が凍ってしまっていました。

その後、湯の花茶屋 新左衛門の湯に行きました。料金は1000円です。お湯が暑かったですが、雪の中の温泉は最高でした。
そんでもって1日20食限定のすき焼きもいただきました。

帰りの交通機関

帰りの交通機関は蔵王温泉から山形駅まではバスで、そこから新幹線で帰りました。
蔵王温泉から山形駅のバスは、1時間に1本あります。料金は1000円で約45分かかり、バス停で切符を買う必要があります。急いでいたのでよく見なかったのですが、券売機で現金で買いました。(クレカやスイカは無理かも)

分かったこと

10本足軽アイゼンでもいける

12本ではなくて10本という微妙なやつを買ってしまったことを後悔していましたが、蔵王では10本でも行けそうでした。厳寒期のトラバースとかは少し怖いかも。。

ゴーグル必須

ないとやばいっす。まじでやばいっす。
見えないし、強風+雪で目が痛いです。

スマホは使えるけど、寒すぎて手が痛いのでタッチペンがあるといいかも

素肌を1分も出していると手が痛くなります。タッチペンとかもって行こうかなと思いました。

ペットボトルは凍る

凍りました。ので、凍らない水筒に入れていかないとです。

ホワイトアウトしてもルートファインディングできるようにする

山頂までいけませんでしたが、ホワイトアウトを経験できたのは良かったと思います。行きは晴れで途中でホワイトアウトするかもしれないので、ホワイトアウトしてもルートファインディングできるようにしておこうと思いました。どうやってやるかはわからないので、検討を加速中。。。


写真




この記事が参加している募集

休日フォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?