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デザイナーが書くということについて

デザイナーが何かしらをテーマに文章を書くことはとても良いことだと思っています。

特に弊社では1ヶ月に1本自社のブログを執筆するという決まりがあり、テーマに向き合い、文章をしたためる機会はそれなりにありました。

そこで、3年間LIGブログを執筆してきた経験から、なぜデザイナーが文章を書くことが良いことなのかを簡単に書きなぐってみました。これを機会に一人でも多くのデザイナーが文章書いてくれると嬉しいです(読むの好き)。

気軽なアウトプットの場を持つことの大切さ 

デザイナーのスキルが活かされる場面はたくさんあります。

Webサイトや紙はもちろん、ブランディング、組織づくりなどなど…
デザインの重要性が見直されている中で、言語化をするという場面が必然的に多くなってきました。この言語化というものは、書くことでしかスキルアップできないと思っています。語彙力も表現力もアウトプットを続けて自分の言葉にしないと説得力が弱いなぁと感じます。

TwitterでもFacebookでもnoteでも、何かしらアウトプットの場を持ちとにかく書いてみるのが良いと思います。上手に書く必要はなくて、何より続けていくということ、負けないこと、投げ出さないこと、それがいちばん大事。

提案に強くなれる

デザイナーが文章を書くメリットですね。コンセプトやデザインの提案のときに、資料を書いたり口頭で説明したりします。言語化に慣れていないと伝わらない資料になったり、説明が破綻して何を言いたいのかが分からなくなってしまうという事態になりかねません。これはもったいない。

文章には流れがあります。物語と言っても良いです。文章を組み立てるコツが分かっていると、相手の理解度に合わせて物語(提案)を読み聞かせることができます。

文章を書くときのコツ

伝えたいことを明確にする
先に結論を言うのが一番伝わりやすいです。

太字だけ読んでれば内容把握できるようにする
すべての文章を読むのは忙しい現代人にはハードルが高いです。重要なことだけでも目に止まるようにしておくと、何となく概要は把握してもらえます。そこで琴線に触れたのなら全部読んでもらえます。

黙読したときにリズムが悪くないようにする
リズムが悪いと内容があまり咀嚼できません。ひっかかりを感じるようなら言い回しを変えてみたり、接続詞を変えてみたり、文章の前後を入れ替えてみたりして調整してみましょう。

適切なテンションで
「私は今元気がありません!!しょぼーん!!!」
あくまで言葉を綴っているので文章とテンションが合ってないと内容が入ってきません。適切なテンションで、適切な声の大きさを心がけると良きです。

アウトプットしよう

知識やスキルを定着させるには、人に教えるのが一番です。教えるつもりで文章を書いてみると、書き終わる頃にはインプットしたことが自分のものとして活かせるようになっているはずです。

ぜひ何でも良いので書いてみてください。読みにいきます。

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