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『星2.0』☆星占いなんか気にしない私が占星術の本を買う☆

朝起きてスマホを開いてもテレビをつけても、必ず顔を出す今日の運勢。いいことが書いてあるとちょっと嬉しい気持ちで一日が始まったりするんだろうけど、数十年生きていると、読まなくなるものだ。

ところで、最近の私のnote記事といえば藤井 風くんのことばかり。星占いとは関係ないミュージシャンの名前がここで出てくるのはなぜか?それは、風くんに出会い追い始めてからチラチラ目に入るようになったのが、なんと占星術だったからだ。”風の時代”に風が現れたとかなんとか星読みさんたちが言っているのが気になってしょうがない。

占星術界では今は時代の大変化の時なのだそうだ。約200年ぶりの”土の時代”から”風の時代”への移行期。現実まさにそうじゃないか。そして現れた藤井 風。なんでも、風くんのホロスコープがもろに”風”だとか。

それで時折星読みさんのブログとかを見ていたら、私のアンテナにひっかかった人がいた。yuji さんだ。何がどうとはうまく言えないが、星について語りながら、実はもっと深いところとか星ではなく人を見ているような印象を受けた。どうやら本が2冊出るらしい。気になるではないか。

本屋へ行ってみると『星2.0』が平積みになっていた。1冊買って、さっそく表紙をめくり「はじめに」を読む。

人はなぜ生きるのか?また、この世とはいったい何のためにあるのだろうか?そして、この世の仕組みとは?

哲学じゃん・・・。あまたの先人たちがさまざまな形でこれらの問いを紐解く手立てを遺してくれている。そのひとつに占星術がある、と。

「この本について」に進んでいく。

星を読まずに、星を感じる。星を観察せず、己が宇宙になり、また、そこに輝く星となる。

人は生まれ落ちた瞬間から自分を取り巻く環境によって、自己を変容せざるを得ない。社会の中で生きていくために自分を適応させているうちに、いつの間にか本来の自分を見失ってしまう。

コロナ禍で立ち止まった今、自分に立ち返らざるを得ない人も多いのではないだろうか?自分の本質ってなんだっけ?そんな問いかけを考える際のツールのひとつとして『星2.0』を読んでみることにした。

私の好きなことは、音楽を聴いたり、本を読んだり、食器(陶器)を買ったりすることなので、一般的にはまったく生活力のないポンコツ人間の部類に入るだろう(笑)。バリバリかっこよく仕事をこなす人は憧れだが、逆立ちしてもそんなことはできない。そもそも逆立ちできないし。

いつもこんな自分に後ろめたさを感じてしまうが、自分の星座のページを読むと、こんな私が本当の私だと書いてある。だよね・・・だからこの道に行きたいって思ってたけど、難しかったんだよ。たぶん、途中からわき道に入ってしまって、どこにもたどり着かなかったような気がする。

この時代の変わり目に、もう一度自分に立ち返って”好き”を追求してみるのもいいかもしれない。その先に何があるのか、はたまた何もないのか分からないけれど、どうせ今何もないんだから、楽しい方向を向いたらそれだけでQOLが上がるというものだ。

そして、当然のように藤井 風くんの星座を読む。当たり前だけど、直接本人を知るわけじゃないから本当のところは分からない。でも、読んでいくと、これまで見聞きしてきたことが次々と思い浮かんでくる。ひとつひとつ書き出したいが、著作権侵害になるレベルなのでやめておく。なんてこった。『星2.0』すごいじゃないか。

生きていると、そんなに思い通りに物事が進むことは多くなく、なんでか分からないけど、にっちもさっちもいかない場面に直面したりする。自分ではどうにもできない流れの中で生活していて、それをどう受容して進む道を決めるのか。

占いの類は信じる・信じないで意見が分かれがちだ。しかし、占いの前に、生活そのものが説明のつかない流れの中にあるのだから、流れを生きるためのツールのほんのひとつとして、yujiさん流に言えば、『星2.0』を読まずに『星2.0』を感じて、自分が明るくなれる方へ歩んでいけたら良いのではないだろうか。

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