毎週木曜はアニメ/映画の日! 本日は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

こんばんは。リルカです!
本日も安定の残業ぶりで、金曜日を控えながらもすでに体力がゼロなのですが、記事の書きだめもゼロなので頑張って更新をしていきたいと思います!

さて、本日取り上げるのは、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』です。
Netflixでこのアニメを知り、なんとなく観てみたら、これが面白いのです!
まだ4話までしか観ていませんが、空気感、シナリオ、人間模様のクオリティが高く、流石京アニ!と唸りました。

未見の方のために概要をざっくり言うと、

感情なき人間兵器として生きてきた少女・ヴァイオレット。だが、戦争が終わった現在、彼女は新しい生き方をすることを迫られていた。
そしてヴァイオレットは、かつて信頼を寄せつつも現在は行方知れずの上官である青年から言われた「愛してる」の意味を知るため、「自動手記人形」と呼ばれる手紙の代筆業務に従事する。
そこで出会う同僚たちや、代筆の依頼人たちが繰り広げる繊細な人間模様が、感情なき兵器だったヴァイオレットを少しずつ変えていく……。

という筋書きです。
この筋書きからもわかる通り、このアニメに流れている空気感は、ひたすらに静謐です。平和な世界の代筆業の物語なので当然と言えば当然ですが。
しかし、物語のバックグラウンドに目を向けてみると、そこには悲痛とでも呼ぶべき感情が流れています。それはシンプルに言えば戦争のことです。しかし、この物語においては、個人の過去や歴史の後ろ暗い部分でもあります。
そんな悲痛が、静謐な図書館のような物語の中に、時折顔を出します。それが人間の生々しさであり、そして何よりヴァイオレットが理解出来ない感情そのものなのです。
それでいて、この生々しい物語が面白いと思えるのはヴァイオレットもただの分からず屋ではなく、理解しようともがいて、もがいてもがいて、不正解を出しては人の顰蹙を買い、しかしそれでも真っ直ぐにもがいて、やがて正解に辿り着くからです。
ヴァイオレットの成長が、丁寧に段階的に描かれているのです。

個人的に、この物語は非常に完成度が高いと思います。ですので、時間のあるときに、物語の構造を書き出し、詳細に点検・分析を行いたいと考えています。

最近、シナリオライターの仕事をする上で、物語の「型」をもっと知る必要があるなあ、と痛感しています。世に出ている物語の導入、展開、伏線、回収、締めくくりなどを自分なりに分析して、血肉にしていきたいのです。
そのために、物語からどんな情報を抜き出せばいいかについては、これから模索していこうと思っています。そして、自分なりの物語分析の方法論が確立されれば、またここで報告したいと思っています。

話が逸れましたが、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、ホントーにサイコーなので、興味がある方は是非観てみてください!
僕は早く第5話が観たくてウズウズしてます!!(アニメ自体は完結してるのでいつでも観られるのですが……いかんせん時間が……)
あと、原作小説も読みたいです…。

それでは、今日はここまでです!
明日は金曜日なので、定休日ですー!
はい。今日は帰りの電車に乗りながら約50分かけてスマホで書きましたが、明日はそんな元気ありませーん!ごめんなさい!

ではでは!次は土曜日にお会いしましょう!

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