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オーストラリアでも手軽にできる鼻うがい

突然ですが「鼻うがい」って聞いたことありますか?

日本ではテレビCMで宣伝もされているそうですね。

今回風邪を引いたのをきっかけに、以前から気になっていた鼻うがいにチャレンジしてみました。

どこで買えるの?どうやるの?痛くない?

そんな疑問にお答えしていきます。

しかも実はうがい液は自分で簡単に作ることができるんですよ!

少しのコツで簡単・安全・安価に実践できる鼻うがい。

今回はオーストラリアでも手軽にできる健康法「鼻うがい」についてお伝えします!

この記事はこんな人にオススメ!
鼻うがいをやったことのない
◆鼻うがいに興味はあるがなんだか痛そうで不安な人
鼻炎アレルギー・花粉症の人
オーストラリアのどこで買えるか知りたい
鼻うがい液の作り方を知りたい


そもそも鼻うがいって何?

鼻うがいとは「ぬるま湯の生理食塩水を鼻の中に入れて鼻奥や上咽頭に溜まっている鼻水やハウスダスト、アレルギー物質を洗い流す鼻洗浄」のことです。

私の中では声を仕事にする歌手や健康に気を遣う方がされているイメージがありました。

なんとなく喉にも良さそうな感じです。

しかし今回実際に試してみて鼻と喉がスッキリするので、声のプロではない私のような一般人にも有効だと感じています。


鼻うがいについてはこちらの先生の本がとてもわかりやすくてオススメです!


きっかけは家族から移された風邪

とある週末にパートナーの妹夫婦が子ども3人を引き連れて、うちに泊まりに来ました。

8歳、6歳、4歳の甥っ子2人に姪っ子1人。かわいい盛りの3人です。

この年齢の子どもたちって学校で他の子と風邪を移しあったりする年頃ですよね。

もしかして風邪かも?と怪しい体調だったらしいのですが、それほど症状もないのでうちに来ました。


そして妹家族が帰り、2日ほど経った頃ーー。

喉の違和感と鼻づまりの症状が。

一瞬コロナかも?と思いましたが、私の住む村に現時点でコロナの人はいないので、これはきっと子どもたちからだと確信。


かわいい甥っ子ちゃん姪っ子ちゃんからならいいの。風邪なんてすぐに吹っ飛ばす。

そんな気力も空しく、夜になると鼻のつまりから全く寝付けません

しんどいのに寝られない。そんな中スマホで見つけた「鼻うがい」の言葉。

ずっと昔に一度、注ぎ口のある計量カップで試してみたけれどうまくできなかった思い出

でもこの息苦しさから解放されるならもう一度トライしてみたい!と挑戦を決意したのでした。



オーストラリアにも鼻うがいはあるの?

日本ではこの数年テレビで鼻うがいのCMが流れているそうですね。

商品サイトのCM動画を見て衝撃的でした。

インパクトがあるものの食事中に見るとどんな気分なんだろう…。

ところでオーストラリアにも鼻うがいができるものは売られているのかな?

調べてみるとありました!


ちなみに鼻うがいは英語で”Sinus Wash” “Nasal Wash” “Sinus Rinse“などです。

私は田舎の小さな村に住んでいますが、少し離れた町の薬局でも売られていました。

こちらでも手軽に買える商品のようですね。


鼻うがい商品の中身はこんな感じです

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実際に買ってきた商品がこちらです。

洗浄ボトルに鼻うがいの液を作る粉末12袋分、説明書と姉妹品紹介の広告が箱に入っています。


詳しいやり方は説明書にありますが、簡単な使い方が外箱にも紹介されています。

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絵を見るだけでも手軽にできそうな印象ですね。

風邪に限らず花粉症やアレルギー、副鼻腔炎の方にもオススメと記されています。

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余談ですが、この外箱や説明書のにおいが好きで何度も嗅いでしまいました。

高校生の頃に愛用していたアメリカのノートやルーズリーフのにおい。多分インクですかね。

商品自体はフィリピン製で世界各国で販売されているようです。


日本ではそれこそいろんな種類の商品が売られています。

こちらは安心の日本製です!


実際に鼻うがいをやってみました!

まずは鼻うがいの準備です。

こちらの商品の使用法を以下にまとめました。

鼻うがいの準備
① 初めて使用する際はぬるま湯と洗剤で容器をくまなく洗い、清潔な布などで乾かします。

② 沸騰させたお湯を人肌程度に冷まし、ぬるま湯を容器上部の線まで注ぎます。

③ 鼻うがいの粉末を容器に入れます。

④ 粉が溶けるまで容器を振ります(上の穴から液がもれないよう気を付けてください)。


はい、準備ができました。

ここからがドキドキの本番です。でも大丈夫。痛くないですよ!


★鼻うがいのやり方★
① 洗面所やキッチンの流しに頭を近づけて前かがみになり、「あー」と言いながら片方の鼻の穴から洗浄液を流します。

② 鼻で吸い込まなくても容器を優しく押せばグングン鼻の中に入ってきます。(強く押すと耳を傷める可能性があるので優しく押してください。)

③ もう片方の鼻や口から洗浄液が出てきます。

④ これを数回繰り返し、洗浄液が半分になれば反対側の鼻からも同じように洗浄します。

⑤ 容器が空になれば終了。


★鼻うがいが終わったら…★
液が鼻の中に残っている場合はティッシュで優しく拭いてください。

この時にきつくかんでしまうと中耳炎の原因となる場合があるので優しく、です。

最後に容器をぬるま湯と洗剤で洗い、ペーパータオル等で拭いた後にアルコール消毒をしておくのが洗浄後のケアです。


鼻うがいのは後はとてもスッキリ!

鼻うがいをする前はドキドキでしたが、洗浄後はとてもスッキリしました。

ティッシュでかんでも鼻水は出ないものの、ずっと奥に詰まった感があり頭がボーッとしていたのですが瞬時に息がしやすくなりました。

今までこんな手軽で便利な方法を試さずにきたなんて…と悔やんだほどの爽快感。

鼻うがいを数日続けると鼻はつまらなくなりました。

この時は鼻うがいをする前に既に喉の炎症があったため、咳は治るまでしばらく時間がかかりました。


便利な鼻うがいとは言え慣れていないからか、顔の下半分がうがい液だらけになります。

動画で見た日本の鼻うがいのCMのようにあんなに美しくできません(笑)

誰に見せるでもないので全然構わないのですが、CMに出ている人はさすがプロだなと感心した次第でございます。



鼻うがいで気をつけること!

手軽にスッキリできる鼻うがいですが、もちろん気をつける点があります。

★鼻うがいの注意事項★
必ず清潔な容器を使ってください。

・温度は人肌程度のぬるま湯で。決して冷水ではやらないでください。鼻がツーンとします。

決して水道水をそのまま使わないでください。精製水や蒸留水を使うか、水道水の場合は沸騰させた湯冷ましを使いましょう。

鼻うがいは1日2~3回まで朝起きた時や夜寝る前がオススメです。やりすぎは鼻の粘膜を傷つける可能性があり逆効果です。

・鼻うがいの後はしばらく鼻の中から水分が出てくることもあるので、なるべく出かける直前は避けた方が無難です。

・初めてトライする前や気になることがある場合は必ずお医者さんや薬剤師さんに相談してください。


鼻うがいの洗浄液は自分で作れます

私の買ったキットには12回分の粉末が入っています。

使い終わると粉末のみの購入もできるようです(20・50・100袋)。

でもうがい液の粉末を買わずに自分で簡単に作ることもできますよ。

★鼻うがい液の作り方★
基本は生理食塩水(塩分濃度0.9%)を作ります。鼻水も涙も塩分は濃度は0.9%だそうです。

鼻うがい1回分(200 ml)
① 容器に塩2gを入れ、ぬるま湯198gを注ぐ。

② 重曹小さじ1/3 から 1/2 程度を足す。

※重曹を加えることによりネバネバした粘液が出やすくなったり、刺激を抑えることができるそうです。

※塩分濃度0.9%は厳密には1.8gですが、手持ちのスケールは小数点以下が出ないので私は2gで作っています。


これで簡単に安全でお財布にも優しく鼻うがいができますね。


今も続けてます

鼻うがいを実際にやってみて風邪やアレルギーの予防として期待できそうに感じました。

たまにハウスダストで喉や鼻がやられることがあるんです。

「ん…?」と少しでも違和感があればすぐに鼻うがいをするのが日課になりました。

手軽にできるお鼻と喉のクリーニング。

もしまだやったことの方がいらっしゃればこの機会に試してみませんか?

鼻うがいで一緒にスッキリしちゃいましょう!

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こちらのサイトでもオーストラリアでの生活も書いています。

気になる方は覗いてみてくださいね。









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