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プロの定義

カメラをいじって十数年。
この前も 結婚式の撮影を頼まれた。
もう何件目だろう。
スタッフと間違われることにも
随分慣れた、というより楽しんでる。

とある友達との話の中で
必要な写真がある、と聞いた。
いつものように
「撮ってあげようか?」と声かけたら
『いや。プロに撮ってもらうから。』

…プロって、なに?
写真に関しては ほどほど残せるものを撮れる。
ただ『プロ』と名乗ってないだけ。

プロって言葉の威力たるや いかに。
思考のバイアスの圧がすごい。

ならばプロと名乗ればいいのかと思ったが
なんか、違う。
したいことは それじゃない。
『プロ』と名乗ってなくても
自分に頼まれる程の 写真を残そう。
色味や好みの問題なら仕方ない。
もし 『プロ』と名乗ってないからが理由で
ご縁がなかったならば、そのご縁は

クソくらいだ。

結婚式撮影していたとき 何人にも聞かれた。
「プロの方ですか?」と。
今度聞かれたら言ってやろうか
『プロのアマチュアです♪』と。
いやっ、カッコ良さを狙うなら
『プロのインディーズです♪』だな。

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