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死とは何か(中編)

前回のまとめで

P機能(人格機能)とB機能(身体機能)

人格がその人を構成している

この2点について書きました

中編では死の悪い点と不死の悪い点について書きます

全9講からなるこの本

 残りを一気にまとめるのは無理でした


死ぬのはなぜ悪い?

死ぬことが自分にとって悪いのは

将来起こる良いことが享受できないこと

だそうです

サッパリしてますね

とはいえ自分が死んでしまった後で

自分が苦しいという感情は

魂説でない限りは抱けません

身体は機能してないわけだからね

苦しいと感じる脳みそがないからね


他には当然ですが

残される他人にとっての悪さがあります

これはよく知ってる、辛い


不死は永遠に生きること

死ぬことが悪いなら

不死になれたら問題は解決するでしょうか

不死とは永遠に生きるということ

「永遠を生きる」これが良いわけがない

人間には老化があり

時間が身体機能を衰えさせます

寿命で死ねずに衰え続けるのであれば

とても良いこととは言えないですね。


不老不死なら悪くない?

では、不老不死だったらどうでしょう

この場合でもおそらく悪いです

人は快楽に飽きやすく出来ています

長く生きすぎれば楽しみが無くなる

それでも終わることのない永遠…

創作なら終わりはないのでは?

いいえ、全く同じものではないにしろ

その表現は限られます。

似たような作品はいくらでも見てきた

永遠に生きるとそうなります


記憶を消したら永遠に幸せ?

では、記憶を消してはどうでしょう

全ての既知が未知になり

全く別の人生が送れるでしょう!

そこにあなたの人格はないけどね

それは人格説における死と同じ


中編ではここまでです

要は

不死は悪い

死は良いことが起こらなくなるから悪い

という2点です

この後の話はややこしいので

ここで一度切ることにしました









ドレディアって知ってますか? ポケモンの種類なんですけど