個人事業とは

個人事業で、「売れる」とはどういうことなのか。

ある人は「月に100万円を稼ぐのは割とできる」
でも「月に100万円を稼ぎ続けるのはかなり難しい」

と語る。

また、このような世界は、結局水商売のような側面がある。

一時的に売れるのは簡単らしい。

カウンセラーやセラピスト業というのは、「何をやるのか」より「誰がやるのか」みたいな側面も大きい。

わたしは特段美しいわけでもないし、会話が得意なわけでもない。
何か信念があるわけでも、ただ何となく「波動がよい」というだけで、技術を磨いてきただけの人間だ。
(技術を使うことで、過去のトラウマを調整し続けてきた自負はあるけれど)

従って、この個人事業の世界でドンパチやるのは、些か無謀だし、個人的にも滑稽に映るだろう。

なにより、そこまで振りきれない。

よって生活の基盤を支えるための賃金を得るために社会で仕事をするという選択肢に、わたしは安堵する。

「仕事をしている」ということが、わたしが人間であることを感じられるし、浮きがちな私でも、仕事の場では浮かないのだ。

将来的に形だけのサロンを造りたいと思っているが、体力的な問題で月あたりの施術人数は大きく制限するつもりだし、あまり表だって活動をする気はない。

わたしは、「成功」に興味を見出だせない。お金をたくさん得ることにも興味がない。社会的な影響力を持つことにも意欲が沸かない。つまらない、無気力な人間だと思うだろうか。

わたしはただ、心から安寧できる生活を送り続けたいだけなのだけど。

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