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慶應出身の私がおすすめするモチベーションアップの方法

1. なぜ勉強するの?

なぜ勉強するのでしょうか?
義務教育だから?
子どもであれば必ず持つシンプルな疑問です。私もそうでした。
前回の記事で書いた通り、勉強は大抵つまらないところから始まり、分からなくて飽き、挫折する。
それでも勉強しなければいけない理由がなければ納得できないでしょう。

算数が苦手で大嫌いだった私がそれでも中学受験を始めたのは、ふいにお友達から誘われてそれをきっかけに可愛い制服が着たいと思ったからでした。

①どうせ中学校に行くなら可愛い制服が着たい
②可愛い制服を選ぶには好きな学校を選ばなければならない
③好きな学校を選ぶには勉強しなければならない

いたって単純な思考回路ですが、この分かりやすい「ゴール」が見えることがとても重要なのです。
では、分かりやすい「ゴール」はどうやって決めるのでしょうか?

2. 勉強をしたくなる簡単な方法

①憧れの人(ロールモデル)を見つける

私は中学受験を始めてからも、勉強することは正直しんどかったです。特に算数は大の苦手で、小学校のお友達がみんなで放課後校庭に集まって楽しそうに遊ぶのを横目に算数の授業を受けに塾に行くのは辛かった。
みんなは夕食も自宅で食べるだろうに、私は塾でわずかな休憩時間にお弁当を食べる。
母も夕方のお弁当作りや遅い時間のお迎えにと大変だったはずです。

そんな算数も成績を取らなければならないため、大手塾(日能研)とは他に算数の個別指導塾にも通っていました。
そこでの奇跡の出会いが後の私の学歴とキャリアにまさか直結するとは。
個別指導塾の先生が、モチベーションの上がらない私に塾の卒業生、つまり現役私立学生を紹介してくれたのです。

その方は当時高校2年生で、放課後に個別指導塾に立ち寄ってくれたのです。とっても可愛い制服を着て。
初めてご挨拶をした時はそれまでの人生で一番緊張した瞬間でもありました。聡明で美人なお姉さま。
学校のことや部活のことなど様子を聞かせてくれました。
単純だった私は、この人と同じ学校に行きたい!と決意を固めました。
いわゆるロールモデルを自分の中に作ったのです。
生身の人間をお手本にするというのは、可愛い制服よりも断然効果がありました。少しでもこの人に近づきたい、という高揚感は抜群のモチベーションになります。
その後、私は先輩と同じ中高に通い、同じ慶應に受験して入学し、同じ業界に就職したのです。
身近にロールモデルを見つけるのが難しい場合は、有名人などでも良いと思います。後日、ロールモデルの見つけ方を記事にしたいと思います。

②目標を紙に書き出す:マンダラチャート

昨今話題の大谷選手が書いていたという人生設計書がありますが、噂ではもう一つマンダラチャートというのを書いていたという話もあります。

マンダラチャート

こちらの図にあるように、真ん中の枠に目標を書き、その目標に関連するものを思いつく限り周りの枠に書いていくというものです。

・勉強をしたらどんなことを達成したいのか
・その先にどんな成功が待っているのか

この点に注目をして埋めていくだけです。
ポイントは小さな目標から書いていくこと。どんなに小さな目標も達成した経験は自己肯定感に繋がり、自信になります。
何より目標とやることが明確になるので、取り組みやすいのです。
どんなに厳しいスポーツ試合にもゴールや終わりがありますよね。そうしたゴールがあるからこそ逆算して日々のトレーニングを重ねられるはずです。

③良いと思うものはとことん真似ること

自分の周りで活躍していたり、幸せそうにしている人がいたら、まずその人の良いところがどこにあるのかをイメージしてみてください。実際に聞いてみても良いです。
成功には必ず理由があります。その理由を考えて、自分でも実践するのです。
繰り返しになりますが、成功している人は必ず努力をしています
その努力を知ることができるチャンスなのに、成功していることを羨ましいと思うだけだったり、妬んでしまったりしては本当にもったいない!

①まず同じことをやってみる
②できなかったら自分に合う方法を考える
③少しずつでいいから続ける

これを実践している人は実は思っている以上に少ないです。
咲かない花はありません。努力することの楽しさを、そして成功した時の喜びを経験してほしいです。
勉強する一番の理由はそこにあります。
新学期・新年度ももうすぐですね。皆さんの春が素晴らしいスタートになることを心より願って。
本日もお読みいただきありがとうございました!




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